Gemini の定期実行機能「時間指定アクション」の基本と使い方
コラム更新日:2025.08.27
Gemini には、定期実行機能である「時間指定アクション(Scheduled actions)」が搭載されています。指定した時間に特定のアクションを自動で実行する便利な機能で、時間や条件に応じた通知を受け取ることが可能です。
この記事では、この定期実行機能の概要、具体的な使い方、時間指定アクション活用のポイントなどをご紹介します。日々のルーティーンワークを効率化して、より生産性の高い業務に集中できる時間を生み出しましょう。
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執筆・監修:TSクラウド編集部
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タスクの定期実行を実現する「時間指定アクション」とは?
「時間指定アクション(Scheduled actions)」は、Gemini に対して、特定の時間を指定して(あるいは定期的に繰り返して)タスクを実行するように指示できるものです。
特別な操作やコードなどは不要で、プロンプトで「毎朝○○時に、△△を実行して」といった具体的な指示を出せば、Gemini が自動的にそのタスクを実行してくれます。
この機能を活用することで、従来は手動で行っていた定型業務の自動化が可能です。具体的には、以下のようなシーンが考えられます。
- 毎朝指定の時刻に未読メールを要約する
- 毎週月曜の朝に特定分野のニュースを収集してまとめる
- 毎日指定の時刻に最新データを集計してレポートを作成する など
なお、Gemini について詳しく知りたい方は、下記の記事をご参照ください。
関連記事:Gemini の使い方を解説!何がすごい?できることや活用例のご紹介
➤時間指定アクションを利用できるプラン
時間指定アクションは、Google Workspace の Business Standard 以上など、一部の有料プランで利用可能で、無料アカウントユーザーは対象外です(2025年8月時点)。⇒料金を確認する
ビジネス用途での本格的な定期実行機能をお考えの場合は、Google のカレンダーや Gmail、Google ドライブなどとの連携が可能な、Google Workspace の対象プラン導入をおすすめします。
時間指定アクションの使い方。ポイントもご紹介
時間指定アクションの基本的な利用手順はシンプルです。Gemini アプリで、時間指定を含むプロンプトを入力するだけで、自動的に「時間指定アクション」と判断してくれます。たとえば「毎日朝9時に、カレンダーと ToDo リストの内容を要約して」と入力するだけで、設定が完了します。
時間指定アクションを効果的に活用するための主なポイントは、以下の2点です。
➤ポイント1.繰り返したい頻度とタイミングを明確に入力する
時間指定アクションを設定する際は、実行したい頻度とタイミングを具体的に指定することが重要です。「毎日」「毎週月曜日」「毎月1日」といった頻度と、「朝9時」「15:00」などの具体的な時間を明確に伝えましょう。
「夕方」などのあいまいな表現ではなく、「毎週金曜日の午後4時」のように、誰が読んでも同じ解釈になる指示を心がけることで、期待通りのアクションを実現できます。
➤ポイント2.最大 10 個までのアクションを指定できる
時間指定アクションには制限があり、有効にできるのは最大 10 個までとなっています。
定期的に実行したいタスクを厳選するために、優先度の高い作業から順に設定して段階的に増やしていく、効果が感じられないものは一時停止するなど、最適な自動化環境を構築していきましょう。
時間指定以外の反復タスクの処理を効率化するには
反復タスクを実行する機能は、Gemini の時間指定アクションだけではありません。「Google Workspace Flows」は、複数のアプリケーションを連携させて、より複雑なワークフローを構築できます。
たとえば、「フォームへの入力・送信があったら、Google Chat へすぐ通知する」といった、複数のステップにわたるタスクの自動化が、プログラミング知識なしで実現可能です。自身の業務内容に合わせて、最適なツールを選択することで、さらなる業務効率化が期待できます。
Google Workspace Flows についての詳しい解説は、下記の記事をご参照ください。
関連記事:Google Workspace Studio の使い方。Gemini 3 が自動化に革命!
Gemini の定期実行機能「時間指定アクション」を賢く使おう!
Gemini の定期実行機能「時間指定アクション」は、日々のルーティンワークを自動化し、業務効率を飛躍的に向上させる強力なツールです。この機能を活用することで、従業員はより創造的な業務に集中できるようになります。
コードなどは不要で簡単に設定でき、Google Workspace との連携によって、ビジネスシーンでの活用範囲は大きく広がります。定期実行機能「時間指定アクション」を使いこなし、生産性向上を図りましょう。
