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コラム更新日:2024.06.20

本記事では、Google Bardの基本的な使い方や料金、ChatGPTとの違いについても解説しています。GoogleBardは、文章の校正、創作活動、情報収集、顧客サポートなど、さまざまな用途で活用できます。Google Bardについて知り、正しく業務に取り入れ、業務プロセスを効率化させましょう。

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Google Bard が Gemini に変更!

2024年2月8日、Google が提供している生成AIサービス Bard の名称が Gemini に変更されることが発表されました。 名称変更に併せて、スマートフォン向けアプリや有料プラン「Gemini Advanced」の提供も開始しています。

同時に、ビジネス向けグループウェアである Google Workspace で提供されている AIサービスの名称も「「Duet AI for Google Workspace」から「Gemini for Google Workspace」に変更となりました。

無料版 Gemini ウェブアプリと Gemini for Google Workspace の違いや、どちらを使えばいいかの選び方を以下の記事でご紹介しています。

参考記事:Gemini for Google Workspace とは?無料版 Gemini との違い

Google Bardとは?

Google BardはGoogleが開発した対話型AIサービス

Google Bard(読み方:グーグル バード)とは、Google AIが開発した大規模言語モデル(LLM)です。プロンプト(指示文)を入力することで、テキストの生成、言語の翻訳、さまざまな種類のクリエイティブ コンテンツの作成などを行うことができます。

誕生の背景

Google Bardは、Google AIが開発した大規模言語モデル「LaMDA」をベースに開発されました。LaMDAは、Webから収集したテキストデータと、Google検索を通じて収集したテキストデータで学習しています。

Google Bardの日本語版、いつ一般公開された?

Google Bardの日本語版は、2023年5月11日に一般公開されました。それまでは英語版のみの公開でしたが、日本語版の一般公開により日本のユーザーもGoogle Bardを利用できるようになりました。

Google Bardをダウンロードしてアプリとして利用できるか?

Google Bardは、現在のところスマホアプリはなく、ブラウザアプリのみで利用可能です。ダウンロードをしてスマホアプリとして利用することは現状できません。Google Bardをアプリとして利用できるようにする予定は、現在のところありません。


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Google Bardの料金と利用手順

Google BardはGoogleアカウントがあれば、ログインするだけで簡単に利用することが可能です。料金もかからず、無料で利用できます。上記の通り、スマホアプリは無いので、iPhoneやAndroidなどのスマホでもパソコン同様にブラウザアプリとして利用可能です。

手順1:Googleアカウントにログインする

手順2:Google Bardにアクセスし、「Bardを試す」をクリック

Bardを試すをクリック

手順3:利用規約を確認し、「同意する」をクリック

同意するをクリック

手順4:ログイン完了

ログイン完了

Google Bardの具体的な使い方

早速Google Bardを使ってみましょう。具体的な使用例やプロンプト例も紹介していきます。

チャットでの会話を開始する

  1. Google Bardにアクセスする
  2. 下部のテキストボックスに質問やプロンプト(指示文)を入力(プロンプト例:GoogleBardとは何ですか?)
  3. 「送信」をクリック
  4. 会話を開始

プロンプトに写真を追加する

  1. プロンプトの横にある 「画像をアップロード」をクリック
  2. 写真を選択する
  3. プロンプトを入力する(プロンプト例:添付画像について説明してください)
  4. 画像をアップロード

  5. 「送信」をクリック
  6. 回答

プロンプトを編集する

  1. プロンプトの右側で、「テキストを編集」をクリック
  2. テキストを編集

  3. プロンプトを編集する
  4. 「更新」をクリック
  5. 更新をクリック

生成したテキストをコピーする

  1. 生成された文章下部より、縦3点リーダーアイコン「その他」をクリック
  2. その他をクリック

  3. 「コピー」をクリック
  4. コピーをクリック

生成したテキストを調整する

  1. 生成された文章下部より、調整アイコン「回答を書き換える」をクリック
  2. 回答を書き換えるをクリック

  3. どのように調整するか選択する
    • 長さを調整する:「短くする」または「長くする」をクリック
    • 言語を簡素化する:「シンプルにする」をクリック
    • トーンを変更する:「カジュアルな表現」または「専門的な表現にする」をクリック
  4. どのように調整するか選択する""

Google BardとChatGPTの違い

ChatGPTとは?

ChatGPT(チャットジーピーティー)は、OpenAIが開発した大規模言語モデル(LLM)で生成系AIの一種です。ChatGPTは2022年11月に公開されました。対話形式でのやり取りができ、追加の質問に答えたり、自分の間違いを認めたり、誤った前提に挑戦したり、不適切な要求を拒否したりすることが可能です。

Google BardとChatGPTの比較

Google BardとChatGPTは、どちらもLLMをベースとした対話型AIですが、いくつかの違いがあります。(2023年10月25日現在)

Google Bard ChatGPT
開発元 Google AI OpenAI
対応言語 日本語、英語、フランス語、ドイツ語、スペイン語、中国語など46言語 日本語、英語、フランス語、ドイツ語、スペイン語、中国語など26言語
学習データ 新しい 2021年9月までの情報
料金 無料 無料版(GPT-3.5)と有料版(GPT-4.0)がある
特徴 Google Workspaceと併せて利用でき、Bardの回答を直接Gmailやドキュメントにエクスポートが可能 プラグインの利用が可能。スマホ版のアプリがある。ファインチュー入ニングなどのカスタムも可能

Google BardのAPIと開発者向け情報

厳密にはGoogle Bard APIというものは公式にリリースされていません。同様の言語モデルをもとにして作られたGoogleのVertex AI のPaLM APIを利用するのが一般的なようです。Google Cloud platformでアカウントを作成し請求先の登録をすることで利用可能になります。API料金としては、Google Cloudの無料プログラムを利用することで、90日間$300相当の無料トライアルができるほか、Google Cloudプロダクトの無料枠が用意されているなど、トライアルの環境も整っているようです。

Google Bardの新機能・最新情報

2023年9月19日

Bardの回答のカスタマイズが向上し、多言語・多地域対応が拡大しました。また、Googleの各種アプリやサービスとの統合が進められ、Bard Extensionsが英語で公開されました。これにより、GmailやGoogleドキュメント、Googleマップ、YouTubeなどとの連携が強化されました。

他にも以下の機能がアップデートされました。

  • 日本語を含む40以上の言語や地域でのサポート
  • Google レンズとの統合
  • 画像を含む回答の提供
  • 回答の調整機能の強化
  • 「Googleで検索」機能が改善

Google Workspaceのお問い合わせはTSクラウドまで

本記事では、Google Bardとは?具体的な使い方、最新情報などについて解説しました。Google Bardの使い方を覚えて、ぜひさまざまな用途で活用してみてください。

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株式会社TSクラウドは、Google Workspaceの正規代理店として、ユーザーの皆様の支援を行っています。電話やメールなどによるスピーディーで丁寧なサポートも充実しています。Google Workspaceのコストダウンの検討や、お困りごとがありましたら是非ともTSクラウドにご相談ください。

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