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AI で進化したスプレッドシートの使い方!Gemini for Google Workspace でデータを素早く整理

コラム更新日:2024.06.07

Gemini for Google Workspace を Google スプレッドシートで使う方法をご紹介。AI を活用したデータ整理が行えます。また、スプレッドシートで活用する注意点や導入方法についても触れています。ワンクリックで表のテンプレートを作成できる Gemini for Google Workspace、是非体験してみてください!

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Gemini for Google Workspace(旧 Duet AI)とは?

「Gemini for Google Workspace」は、Google Workspace の機能を AI によって拡張する新たなサービスです。Gmail、Google ドキュメント、Google スプレッドシート、Google スライド、Google Meet などの Google Workspace の主要なアプリケーションで AIワークアシスタント として活用できます。

参考記事:Gemini for Google Workspace とは?無料版 Gemini との違い

スプレッドシートで Gemini for Google Workspace(旧 Duet AI)ができること

Gemini for Google Workspace は、Google スプレッドシート上で、AI がデータ整理をサポートする機能が利用できます。達成したい内容を簡単に説明するだけで、Google スプレッドシート上に簡単なカスタムテンプレートを作成し、表が自動生成されます。これにより、迅速なデータ整理が行え、手動でデータを入力する手間を省き、作業時間の減少が期待できます。

スプレッドシート以外にも、Gemini for Google Workspace が Google Workspace のアプリケーションでできることを以下の記事でまとめています。こちらも合わせてご覧ください。

参考記事:Gemini for Google Workspace の使い方。AI でビジネスの働き方を変える


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Gemini for Google Workspace(旧 Duet AI)をスプレッドシートで使ってみる

Gemini for Google Workspace の機能のうち、サイドパネルの日本語対応が開始されました。(2024年10月8日現在)しかし、スプレッドシートで使える「Help me organize」日本語の対応は、現時点ではされていません。そのため、翻訳ツールなどを活用して指示文を作成します。

  1. Google スプレッドシートを開き、新しいシートを用意。サイドバーに「Help me organize」が自動的に開く。(自動的に開かない場合はメニューバー左のアイコンをクリック)

    Google スプレッドシートでHelp me organizeを開く

  2. 指示文を入力する。(今回はガンチャートを作成してもらいます。)

    指示分の例:

    • Plan a hiking trip in iceland(アイスランドでのハイキング旅行を計画する)
    • Tracking tasks for a project to build a new website(新しいウェブサイトを作成するプロジェクトのタスクを追跡する)
    • Planning a sales kick off event(セールスキックオフイベントを計画する)

  3. 「Create」をクリック

    Createをクリック

    作成中

  4. (オプション)テーブルを生成した後、プロンプトを編集したり、「Create」をクリックすることでテーブルの新しいバージョンを作成することも可能

    プロンプトを編集

  5. 完了したら、「Insert」をクリックすると表が挿入される

    Insertをクリックすると表が挿入される

スプレッドシートで Gemini for Google Workspace(旧 Duet AI)を活用する注意点

現時点で既存の表を編集したり読み込むことはできない

現在、値の入力されたスプレッドシートに「Help me organize」を使用して既存のコンテンツを編集または参照することはできません。

提案されたテーブルを調整した場合、最初のバージョンに戻れない

新しいバージョンを作成した後、以前のバージョンに戻すことができません。そのため、最初のテーブルを使う可能性がある場合は、コピーしておくことをおすすめします。

プロンプトには質問形式でなく指示文を書く

より良い結果を得るためには、質問形式ではなく指示文を書く必要があります。
例: 「Wedding planner to-do list with status updates and due date(ステータス更新と期日を含むウェディング プランナーの To-Do リスト)」

1シート1テーブルになるようにする

表は必ずA1セルを起点に作成されます。同じシート内に複数の表を生成することはできません。すでにデータがあるタブで「Help me organize」プロンプトを使用し、生成された結果を挿入すると、置き換えられる既存のデータは上書きされます。

Gemini for Google Workspace(旧 Duet AI)の始め方

Gemini for Google Workspace を導入する方法

Gemini for Google Workspace を導入するには、ライセンスを購入し、管理者の設定、ユーザー環境の設定が必要となります。詳しい手順や操作法は以下の記事にて画像付きで解説しています。

参考記事:Gemini for Google Workspace の導入方法。購入や管理者・ユーザーの設定

Gemini for Google Workspace(旧 Duet AI)の価格表

Gemini for Google Workspace では、年間プランとフレキシブルプランを提供しています。

月額/ユーザー 年間契約 フレキシブルプラン
Gemini Business 2,260円 2,712円
Gemini Enterprise 3,400円 4,080円

* 年間契約オプションでは、12ヶ月分の一括払いとなります。

Gemini for Google Workspace に関する問い合わせはTSクラウドへ

Gemini for Google Workspace を導入すると、Google スプレッドシートの AI機能をデータ整理のサポートに活用できます。本記事では、スプレッドシートでの操作方法と注意点について解説しました。Gemini for Google Workspace は、今後さらなるアップデートが期待できます。ビジネスの生産性をあげるためにも、ぜひ導入を検討してみてはいかがでしょうか。

Gemini for Google Workspace

株式会社TSクラウドは、Google Workspace の正規代理店として、ユーザーの皆様の支援を行っています。電話やメールなどによるスピーディーで丁寧なサポートも充実しています。トライアルやプランの選択など、Gemini for Google Workspace に関するお困りごとがありましたら是非ともTSクラウドにご相談ください。

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