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Google フォームとスプレッドシートの連携方法!回答を自動転記して効率的に分析。

コラム更新日:2024.06.06

Google フォームとスプレッドシートの連携によるメリットと手順を分かりやすく解説します。回答データの可視化や管理、分析、リアルタイムな集計など、ビジネスにおける活用方法を紹介。アンケートやフィードバック収集、イベント参加者の管理、社内データの収集と分析などのシーンでの利用もご案内します。


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Google フォームと Google スプレッドシートの連携するメリット

フォームとスプレッドシートのロゴ

メリット1:回答データをグラフで可視化できる

収集した回答データをスプレッドシート上で簡単にグラフやチャートに変換できます。これにより、可視化されたデータを通じて回答傾向やパターンを素早く把握できます。視覚的な表現によって情報を一目で把握できるため、データの理解や意思決定のサポートに役立ちます。

メリット2:スプレッドシート上で回答データを管理できる

回答データがスプレッドシート上で一元的に管理できます。これにより、複数の回答を一つの場所で確認できるため、データの整理や参照が容易になります。また、スプレッドシートのフィルタリングやソート機能を使用することで、必要な情報に素早くアクセスできます。

メリット3:簡単に回答データを分析できる

回答データを効果的に分析できます。スプレッドシートの関数やデータ操作機能を活用することで、集計が簡単に行えるようになります。平均値や合計値の算出、条件に基づくデータのフィルタリングなどが簡単に行えるため、データの洞察や傾向の把握に役立ちます。

メリット4:回答データをリアルタイムで集計できる

回答データのリアルタイムな集計が可能です。フォームへの回答があるたびにスプレッドシートが自動的に更新されるため、常に最新のデータが反映されます。これにより、迅速な集計や結果の把握ができるため、リアルタイムなデータ分析や意思決定に有益です。

《参考》Google フォームと Google スプレッドシートとは?

▼Google フォームとは?
オンラインでアンケートやフォームを作成できるツールです。簡単な質問や回答形式を設定して、URL を共有することで回答できます。

Google フォームの基本的な使い方はこちらを参考にしてください。
Googleフォームの作り方。iPhone や Android などのスマホでも回答できる


▼Google スプレッドシートとは?
オンラインの表計算ソフトウェアです。Microsoft 社の Excel のように表を作成し、データを整理したり計算したりすることができます。


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Google フォームとスプレッドシートの連携が有効なシーン

アンケートやフィードバックの収集

顧客の意見やフィードバックを収集することは重要です。Googleフォームを使用してアンケートを作成し、回答データをスプレッドシートに連携することで、効率的に回答を収集し管理することができます。顧客の要望や改善点を把握することで、ビジネス戦略の改善に役立ちます。

イベント参加者の登録管理

ビジネスイベントやセミナーなどで参加者の登録管理が必要な場合も有効です。参加者がフォームに必要事項を入力すると、スプレッドシートに反映されるため、参加者リストを自動的に作成できます。参加者数や参加者情報の把握が容易になり、イベントの運営やフォローアップに役立ちます。

社内のデータ収集と分析

プロジェクト進捗状況や社内の意見を収集し、データとして可視化する場合にも効果的です。社内アンケートやフィードバックの収集にフォームを活用し、スプレッドシートでデータを管理・集計することで、従業員の意見や課題を把握しやすくなります。


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手順1:スプレッドシートにフォームの回答を反映させる

①Google フォームを作成

Google ドライブにアクセスし、新しいフォームを作成します。必要な質問や回答形式を設定し、フォームのデザインをカスタマイズします。

Googleフォームの新規作成

フォームの作成画面

②スプレッドシートを新規作成

フォームの回答データを受け取るスプレッドシートを新規作成します。ドライブ内の適切なフォルダで作成しましょう。

③スプレッドシートとの連携を設定

  1. Googleフォームのメニューから「回答」タブを開き、「スプレッドシートにリンク」をクリックします。
  2. スプレッドシートにリンク

  3. スプレッドシートとの連携を設定するためのボックスが表示されます。「新しいスプレッドシートを作成」でも良いですが、先程作成したスプレッドシートと連携させたいので、「既存のスプレッドシートを選択」をクリックします。
  4. 既存のスプレッドシートを選択

  5. 先程作成したスプレッドシートの名前を検索窓で探すか、候補として挙げられているスプレッドシートから選択します。
  6. スプレッドシートの選択画面

④フォームとスプレッドシートの連携完了

スプレッドシートとフォームが正常に連携されると、回答データが自動的にスプレッドシートに保存されます。回答データはスプレッドシートの新しい行に追加されます。

⑤フォームの URL を生成

回答してもらうフォームのURLを生成します。フォームの画面右上にある「送信」にあるリンクにカーソルを合わせてコピーします。「URLを短縮」にチェックを入れると短縮URLを生成することができます。

フォームのURLを生成

⑥テスト入力して回答データを確認

最後にテストとして自分でフォームの回答をしてみましょう。イメージ通り回答データが反映されているか確認します。

スプレッドシートとの連携テスト

手順2:フォームを共有して回答を集める

先程は Google フォームの URL を取得しましたが、それ以外にも「送信」のボタンから複数の方法で URL を共有することができます。

  • フォームからメールを送信できる
  • Web などに埋め込む HTML を取得することができる
  • facebook や Twitter でシェアすることができる

フォームの共有

手順3:スプレッドシートで集計データを可視化・分析

回答が集まったら、集計データを可視化して分析がしやすい環境をつくっていきましょう。

①特定の回答データをフィルターで抽出

スプレッドシートのフィルター機能を使うと、特定の条件に基づいたデータを絞り込み表示することができます。例えば、特定のカテゴリや日付範囲に該当するデータのみを表示したり、数値の範囲やテキストの一致条件を指定してデータを表示させたりできます。フィルターを適用することで、素早く目的のデータを見つけることができ、効率的なデータ分析や作業が可能です。

  1. フィルタをかけたい範囲を指定して、フィルターアイコンを押します。
  2. フィルタをかけたい列の「▼」を押すと、回答の絞り込みや並び替えができます。

スプレッドシートのフィルター

スプレッドシートの絞り込みや並び替え

②回答データ結果をグラフ化

スプレッドシートのグラフ作成機能を使うと、データの視覚化が可能です。数値データをグラフに変換することで、傾向やパターンが一目でわかりやすくなります。棒グラフ、折れ線グラフ、円グラフなど、さまざまな種類のグラフを作成できます。データの比較やトレンドの確認、データの分布の可視化など、重要な情報をグラフとして表現することで、効果的なプレゼンテーションとなり、意思決定に役立ちます。

回答データ結果をグラフ化

《FAQ》Google フォームと Google スプレッドシートの連携に関する質問

Google フォームに後から質問を追加したらどうなりますか?

質問を追加した後に新規の回答があると、スプレッドシートにも反映されます。追加された質問の回答列は、スプレッドシートの最後に追加されます。

質問を追加した場合

連携解除する方法はありますか?

Google フォームの「回答」のタブにある「縦三点リーダー」をクリックします。そこに「フォームのリンクを解除」があるので、それをクリックすると連携を解除することが可能です。連携を解除した後も、スプレッドシートに記録された回答データは残ります。

フォームの連携の解除

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この記事では、Google フォームとスプレッドシートの連携について解説してきました。連携ができると、回答データをグラフで可視化できたり、発展的な分析ができたりするので、ぜひ活用してみてください。

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