Google Workspace Enterprise Standard, Plus の料金や機能を比較
コラム更新日:2025.12.25
Google Workspace の主要プランには Enterprise グレードと Business グレードのプランがあり、組織規模や組織が必要とする機能に応じた選択が必要です。特にEnterprise プランは大規模組織の要件にも対応できるように設計されており、Business プランよりも高度なセキュリティや大容量ストレージなどを提供します。
この記事では、 Enterprise プラン(Enterprise Standard と Enterprise Plus)の 2 プランを機能や料金面から徹底比較します。さらに、Business プランとの違いにもフォーカス。「結局、どちらのプランを選べばよい?」「300名以下だから、Business プランでいい?」などの疑問にお答えします。最善なプラン選択を行うためのガイドとして、是非最後までご一読ください。
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執筆・監修:TSクラウド編集部
Google Workspace 正規代理店のうち、最も高いランクのプレミア資格を持っています。業界歴 17 年、延べ 3,500 社以上へのサービス提供で培った知識と経験を活かし、Google Workspace の情報を発信しています。
目次
Google Workspace Enterprise プランの選び方
2 つの Enterprise プランの違いにフォーカスしながら、Google の正規代理店 TSクラウド目線で、それぞれのプランに向いている企業をまとめました。すでに各プランを検討し、どちらを選択しようかでお悩みなら、まずはこちらをチェックリストとしてご確認ください。
Enterprise Standard が向いている企業
- 従業員が300名以上、または一年以内に300名を超える予定だ
- 300名以下だが機密情報を多く取り扱っており、情報漏洩対策を万全にしたい
- 動画ファイルやCADデータなどを扱っており、大容量のクラウドストレージが必要(目安:一人あたり5TB)
- 訴訟に備えデータ保持と電子情報開示を行う Google Vault を利用したい
- 社員のモバイル端末で、高度なエンドポイント管理を利用したい
- データ損失防止(DLP)を利用して、機密情報の不正持ち出しや共有を自動で防ぎたい
- コンテキスト情報に応じてアクセス権限を制御できるコンテキストアウェアアクセス(CAA)を利用したい
- Google Meet(ビデオ会議)への最大参加人数は、500人以内である
- 生成Ai を追加費用なしで利用したい
- NotebookLM や Gemini に機密情報をアップロードして利用したい
- 新しい BigQuery データコネクタであるコネクテッドシートを使用したい
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見積もりを依頼するEnterprise Plus が向いている企業
上記の Enterprise Standard で利用できる機能に加えて、以下の要件を満たすには、Enterprise Plus が最適です。
- 組織の情報を管理するリージョン(場所)を指定できる、Enterprise データリージョンを利用したい
- 組織のデータ(ファイルやメールなど)にクライアントサイド暗号化(CSE)を利用したい
- 不審なファイル、URL、ドメイン、IP アドレスを分析してサイバーセキュリティ上の脅威を検出する VirusTotal レポートを利用したい
- ワークインサイト機能を利用して、Google Workspace の利用状況についてのデータに基づいた分析を行いたい
- Meet(ビデオ会議)への最大参加人数が500人を超える(1,000人以内)
- Meet ライブストリーミングを利用したい(最大視聴人数10万人未満)
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見積もりを依頼する300名以上なら必須の Enterprise プラン
Google Workspace のEnterprise プランは、Enterprise Standard と Enterprise Plus という2つのプランがあります。どちらも大規模組織に対応できるよう設計されており、利用人数が無制限です。
一方、Business プランは、同一ドメインでの最大契約数が300となっているため、ユーザー(アカウント)数が300名を超える場合には、Enterprise プランを選択する必要があります。
Enterprise プランは高度なセキュリティ要件を実現
Google Workspace Enterpriseプラン最大の特長は、大規模組織のセキュリティ要件にも対応できるよう、高度なセキュリティ機能を備えている点です。
セキュリティ機能の核となるのは、機密データの流出を防ぐ「データ損失防止(DLP)」と、ユーザー・デバイスの状況に応じてアクセスを制御する「コンテキストアウェアアクセス」です。これにより、不正アクセスリスクを大幅に低減します。
また、専門的な「セキュリティ調査ツール」や操作履歴を追跡する「監査機能」により、組織全体のセキュリティ状況を可視化し、脅威に迅速に対応できる体制を構築できます。
さらに、最上位の Enterprise Plus では、データ所在地の制御を可能にする「データリージョン」設定や「クライアントサイド暗号化」が加わり、最高水準のコンプライアンス要件にも対応します。(詳細は、下記で解説しています。)
最高性能のアプリケーション群で業務をサポート
Enterprise の各プランでは、生成AI Gemini と NotebookLM を含む Google Workspace が提供するアプリケーション群すべてが、機能制限がない状態で利用できます。
たとえば、クラウドストレージである Google ドライブ は、Enterprise プランでは一人あたり 5 TB提供されます。ストレージ容量は組織でプールされるため、無駄なく消費できるメリットも。さらに必要に応じて容量を拡張できるため、実質無制限でクラウドストレージを利用できます。
また、Google の生成 AI Gemini と NotebookLM をフル活用できます。Gemini アプリ ではGemini 3 Pro を搭載した最新の思考モードで1日あたり 20 件のレポートを作成したり、NotebookLM in Pro でノートブックあたりの音声概要、クエリ、ソースが 5 倍に増加、作成可能なノートブック数も 5 倍になります。
Enterprise プランの料金
Enterprise プランの料金は以下の通りです。
| Enterprise Standard | Enterprise Plus | |
|---|---|---|
| 料金 | ¥3,060 | ¥3,980 |
| 利用人数(アカウント) | 無制限 | 無制限 |
| ストレージ (1アカウントあたり) |
5 TB(プール) | 5 TB(プール) |
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フォームで依頼するEnterprise プランと Business プランの違い
Enterprise プランに近い機能を持つ Business Plus と Enterprise プランの違いを一覧でまとめました。Business プランと迷っているという方は、こちらも参考にしてください。
| Business Plus | Enterprise Standard | Enterprise Plus | ||
|---|---|---|---|---|
| 料金(月額) 1ユーザー・年契約の場合 |
¥2,500 | ¥3,060 | ¥3,980 | |
| ユーザー数 最大利用人数 |
300 | 無制限 | 無制限 | |
| Google ドライブ 1ユーザーあたりの容量 |
5TB(プール) | 5TB(プール) | 5TB(プール) | |
| Gmail | ◯ | ◯ | ◯ | |
| Google カレンダー 利用の可否 |
◯ | ◯ | ◯ | |
| Google Meet 最大参加人数 |
500 | 500 | 1000 | |
| 分析 コネクテッドシート |
◯ | ◯ | ◯ | |
| 検索 Google Search |
◯ | ◯ | ◯* | |
| セキュリティと管理 | データリージョン | ✕ | ✕ | ◯ |
| ワークインサイト | ✕ | ✕ | ◯ | |
| AppSheet AppSheet Core |
◯ | ◯ | ◯* | |
| Gemini | Gemini アプリ | ◯ | ◯ | ◯ |
| Google Workspace with Gemini |
◯ | ◯ | ◯ | |
| NotebookLM | NotebookLM in Pro | NotebookLM in Pro | NotebookLM in Pro | |
*サードパーティ サービスとの連携には、500 以上のライセンスと、Google Cloud Search 認定パートナーのサポートを受けることが必要です。
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Business プランと Enterprise プランの違いをざっくり知りたい方は、以下のコラムも参考になります。
Google Workspace プラン比較!機能や料金、選び方
Google Workspace の主要プランすべてを、コストや機能面から比較しました。課題ごとに最適なプランをご提案しています。
Enterprise プランのセキュリティ・ガバナンス機能比較
Google Workspace は Business プランでもビジネス利用のための標準的なセキュリティ機能を備えていますが、Enterprise プランはさらに強化された機能を利用できます。 Enterprise プランだけで利用できる、主なセキュリティ機能を解説します。
Enterprise Standard でできること
Enterprise Standard では、次のような機能を利用できます。
データの保護(DLP)
データ損失防止(DLP)は、ユーザーが組織外の相手と共有できるファイルを管理する機能で、ヒューマンエラーによる情報漏洩リスクを軽減します。たとえば、ユーザーが共有できるコンテンツの種類を管理者が DLP で細かく設定しておくことで、クレジットカード番号や個人識別番号といった機密情報の意図せぬ漏洩を防ぐことができます。
高度なアクセス管理|コンテキストアウェアアクセス
ユーザー ID、地域、デバイスのセキュリティ状況、IP アドレスなど(=コンテキスト)に基づく、きめ細かなアクセス制御ポリシーを作成できます。ポリシーは、個人のデバイスや会社が管理しているデバイスからアプリを使う人に適用されます。
デバイスが会社のセキュリティルールを守っているかなど、状況に応じてアプリへのアクセスを許可したり制限したりできます。コンテキストアウェアアクセスは、リモートワークや従業員の私物端末(BYOD)の業務利用時のセキュリティ対策に非常に有効です。
高度な監視(ログ)機能
監視(ログ)機能は、Business プランでも付帯していますが、Enterprise Standard 以上ではその範囲が広がり、機能が強化されます。
その一つセキュリティ調査ツールは、いわば会社のデジタル防犯カメラの録画映像を、一瞬で検索できる機能です。誰が・いつ・どのファイルを・誰に送ったか、という情報を全社員分一括で検索可能。もし社員が不審なメールを開いてしまったり、退職者が機密資料を持ち出そうとしたりしても、管理者はその足跡をすべて追跡し、原因を特定できます。
Enterprise Plus だけで利用可能な機能
Enterprise Plus では、Enterprise Standard で利用可能な機能に加えて、さらに以下の機能を利用できます。
データリージョン
データリージョンを使用すると、組織のデータをどこに保存し、どこで処理するかという、物理的な場所を管理できます。これにより、データの保管場所に関する地域の規制や、社内ルールの遵守に役立ちます。
特にEnterpriseデータリージョンは、世界中に拠点がある組織のために、より柔軟で細かい設定ができるように作られています。
さらに、コンプライアンス(法令遵守)やセキュリティ要件に関する高度なレポートを提供するオプション(追加機能)もあります。
クライアントサイド暗号化(CSE)
クライアントサイド暗号化(CSE)を使うと、ファイルやメールなどの組織のデータに、Google の標準の暗号化に加えて、もう一つ暗号化の層(レイヤー)を追加できます。CSEは、Google や第三者でも内容を見ることができないように、データが組織を出る前に暗号化する仕組みです。
これにより、組織はデータへのアクセスをより細かく管理し、プライバシーを保護できます。特に、機密性の高い情報(知的財産、医療記録、財務データなど)を扱う組織にとって非常に有用です。
どちらのプランも高いセキュリティ・ガバナンス機能を備えていることが、お分かりいただけたでしょうか。組織のセキュリティ・ガバナンス要件に照らし合わせて、必要なプランを選んでみてください。
▼貴社が解決したいセキュリティ課題を、お聞かせください。
TSクラウドの担当者に直接相談することも可能です。フォームからお問い合わせください。
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相談するGoogle Workspace の導入方法
Google Workspace をスムーズに導入するには、次のようなステップで進めます。
- 「管理部門」「担当者」など移行の体制構築と導入スケジュール策定
- 「ドメイン」「クレジットカード」など契約に必要なものの準備
- 「Google 公式」または「代理店」経由で、Google Workspace の契約
- Google Workspace の設定
詳しくは、以下の記事で解説していますので、合わせてご確認ください。
Google Workspace 導入手順。契約方法や注意点などを解説
スムーズな導入のためには、事前計画が必須です。Google Workspace の導入方法を、申し込み手順から始め方(初期設定)まで確認しましょう。
▼導入時の不安は、TSクラウド と解消しませんか?
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相談するGoogle Workspace プラン選びのQ&A
プラン選定時に踏まえておきたい、よくある質問をまとめました。
一度契約した プランは変更できる?
TSクラウドでご契約中の場合、以下の条件でアップグレードを実施させていただきます。
ご契約期間について:アップグレード実施日より1年間に仕切り直しとなります。
料金について:新プランの料金から、現プランの残契約期間分の料金を差し引いた差額をご請求いたします。
ライセンス数について:ご契約更新時以外のタイミングでアップグレードを行う場合、現在の契約アカウント数を下回らないことが条件となります。
一方、ダウングレードは更新のタイミングでのみ承っております。
他のプランとEnterprise プランの混在はできる?
基本的には複数プラン混在でのご契約はできません。全アカウント同一プランでのご契約をおすすめしております。
ただし、現場での利用に特化した、Frontline をご検討されている場合などは、弊社の営業担当にご相談ください。お客様のご要望をヒアリングさせていただき、ご契約の可否をご案内致します。こちらからお問合せください。⇒プラン混在について問い合わせる
ライセンス数はいつでも増減できる?
TSクラウドで申し込む場合、ライセンス数の追加は随時可能です。一方、年間契約を基本としているため、契約期間途中でのライセンス数削減および返金はいたしかねます。削除をご希望の場合は、ご契約更新時にご相談ください。
Google Workspace の申し込みはTSクラウドへ
Google Workspace Enterprise プランは、 Business プランでは実現できないより強固なセキュリティ要件を実現できるプランです。 Enterprise プランの機能や料金などについて更に詳しく知りたい方は、TSクラウドに在籍する Google Workspace の専門スタッフにお問い合わせ下さい。

