コラム更新日:2025.12.17

Google Workspace は、Business プランと Enterprise プランの 2 つが主要プランとなっています。このほかに、従来の Google Workspace の機能から Google ドライブや Google Meet、Google Chat など一部の機能のみを使用できる「 Essentials プラン」があります。

Essentials プランは、既存のメールシステムを維持できるのが特徴であり、「メールは今のものを使いながらビジネスツールを新たに導入したい」「低コストで必要最低限の機能を使いたい」といった方におすすめです。

今回の記事では、Essentials プランの概要をはじめ、無料で使える Essentials Starter プランと Essentials の有料プランとの違いなどについて解説します。

▶既存のメールシステムを維持しながら Google Workspace を利用したい?

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執筆・監修:TSクラウド編集部

Google Workspace 正規代理店のうち、最も高いランクのプレミア資格を持っています。業界歴 17 年、延べ 3,500 社以上へのサービス提供で培った知識と経験を活かし、Google Workspace の情報を発信しています。

目次

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Google Workspace Essentials プランとは?

Google Workspace Essentials プランとは、今お使いのメールシステムを維持しながら、Google Workspace の基本的なコラボレーションとコミュニケーションツールを利用できるプランです。それぞれのプランの料金や容量などについて表にまとめました。

Essentials Starter Enterprise Essentials Enterprise Essentials Plus
料金 無料 お問い合わせ お問い合わせ
ユーザー数 100 人まで 無制限 無制限
容量 15 GB 1 TB
(ユーザーあたり)
5 TB
(プール)
Google Meet
会議の最長時間
24 時間 24 時間 24 時間


表にあるように、Essentials プランには、無料で利用できる Essentials Starter のほか、有料の Enterprise Essentials、Enterprise Essentials Plus が用意されています。なお、同じく有料の Essentials は、新規受付停止中となっています。

Essentials プランの基本機能

それでは Essentials プランで利用できるアプリケーションについて解説していきましょう。

アプリ 特徴
Google ドライブ ・さまざまなファイルをクラウド上に保存できるオンラインストレージ
・リアルタイムでの共同編集機能
Google ドキュメント ・オンライン文書作成ツール
・複数人による同時編集、編集内容の自動保存
Google スプレッドシート ・オンライン表計算ツール
・複数人による同時編集、編集内容の自動保存
Google スライド ・オンラインプレゼンテーション作成ツール
・テキストや図形、画像などを組み合わせた、効果的なプレゼンテーションの作成、同時編集
Google Meet ・オンラインビデオ会議ツール
・最長60分の会議が可能
Google Chat ・1対1のやりとりからグループチャットまで対応しているメッセージプラットフォーム
・会話をスレッド化してプロジェクトの作業進捗管理が可能
Google カレンダー ・チームや組織のスケジュールを共有できるカレンダーツール
・会議の予約やスケジュール管理に活用
Google Keep ・オフラインで使えるメモツール
・リマインダー設定やラベル編集機能、タスク管理
Google フォーム ・設問をテキストで打ち込み、設問形式を選ぶだけでアンケートを作成できるツール
・効率よくアンケートの集計作業が可能

なお、Essentials プランでも、Google の生成AI サービス Gemini を利用できます。ただし、ドキュメントやスライド、スプレッドシートで Gemini のアシスタントを受けられる Google Workspace with Gemini は利用できません。

Essentials プランの料金

Essentials Starter は、ビジネス用のメールアドレスがあれば申し込みが可能で、料金は無料です。一方、有料の Enterprise Essentials と Enterprise Essentials Plus の料金は、非公開となっています。お問い合わせ時のヒアリング実施後、お見積りを作成させていただきます。お気軽にお声がけください⇒料金について詳しく聞く

Essentials プランの注意点

Essentials プランに申し込む際は、企業ドメイン(独自ドメイン)のメールアドレスが必要です。企業ドメインとは、末尾が @[組織名].com のアドレスを指します。Gmail をはじめとしたフリーメールでは申し込みできません。ビジネス用の Gmail を利用したい場合は、Google Workspace のほかプランの導入をご検討ください。

無料で使える Essentials Starter とは

Essentials Starter とは、最大 100 人までのユーザーを対象とした無料で使えるプランです。ここからは、Essentials Starter の特徴や向いている企業について詳しく見ていきましょう。

Essentials Starter の特徴

Essentials Starter は、ユーザー 1 人あたり 15 GB のストレージ容量を無料で利用できます。基本的な Google Workspace のアプリケーションにアクセスでき、チーム単位でのファイル共有や保存、同時編集も可能です。

Essentials Starter が向いている企業

Essentials Starter が向いている企業として、次のような特徴が挙げられます。

  • 従業員数 100 人以下
  • 既存のビジネスメールのアドレスをそのまま使用したい企業
  • 小規模なチームや企業、スタートアップ企業
  • コストを抑えながら効率的なコラボレーションを実現したい企業
  • すでに Google サービス(ドキュメントやスライドなど)を使用しており操作性に慣れている

一方で、ストレージ容量の制限や一部の機能制限があります。「ストレージ容量を増やしたい」「長時間のオンライン会議が必要」「より高度なセキュリティレベルを選択したい」といった目的に合わせて、次のプランも検討するとよいでしょう。

高度な機能で大規模なビジネスにも対応 Enterprise Essentials とは

Enterprise Essentials とは、無料版の Essentials Starter に比べ、より便利な機能を多数備えたプランです。それでは、大規模なビジネスにも対応する充実した管理・セキュリティ機能など、Enterprise Essentials の特徴などについて見ていきましょう。

Enterprise Essentials の特徴

Enterprise Essentials は、チームや組織の規模が拡大しても柔軟に対応できる機能を備えたプランです。Google Meet の最大参加人数は 150 名まで拡張され、会議の録画機能も標準で利用できるため、欠席者への共有や議事録作成の手間を削減できます。

ストレージ容量はユーザーあたり 1 TB が組織全体でプールされ、大容量ファイルの共有もスムーズです。さらに、高度なエンドポイント管理機能により、社用モバイルデバイスやPCのセキュリティ設定を一元管理でき、安全なリモートワーク環境の構築を強力に支援します

Enterprise Essentials が向いている企業

Enterprise Essentials が向いている企業として、次のような特徴が挙げられます。

  • 組織として利用するクラウドストレージ容量が「1 TB × ユーザー数」で十分である
  • 企業内で Gmail が不要である
  • ビデオ会議を録画して Google ドライブに保存したい
  • 大規模なプロジェクト管理や複雑なワークフローなど、高度なコラボレーション機能を必要とする企業である
  • テキストチャットツールである Google Chat を導入したい
  • アカウント(ID)管理機能や高度なセキュリティ機能が使いたい


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堅牢なセキュリティ環境を構築する Enterprise Essentials Plus とは

Enterprise Essentials Plus とは、Google Workspace のすべての機能をフル活用できる、企業向けプランの最上級プランです。ここからは、Enterprise Essentials Plus の特徴や、向いている企業について詳しく見ていきましょう。

Enterprise Essentials Plus の特徴

Enterprise Essentials Plus は、最高レベルのセキュリティと管理機能を必要とする企業に最適な最上位プランです。Google Meet は最大 1000 名の参加に加え、10 万人規模のライブストリーミングにも対応し、全社総会などでの活用も可能です。ストレージはユーザーあたり 5 TB と非常に余裕があります。特筆すべきは、データ損失防止(DLP)やコンテキストアウェアアクセス、Google Vault などの高度な監査・統制機能です。これにより、機密情報の持ち出し防止やコンプライアンス対応を厳格に行うことができます。

Enterprise Essentials Plus が向いている企業

Enterprise Essentials Plus が向いている企業として、次のような特徴が挙げられます。

  • 大きなクラウドストレージを使用したい
  • Google Meet(ビデオ会議)への最大参加人数が 1000 人以内である
  • ビデオ会議を録画して Google ドライブに保存したい
  • Google Meet ライブストリーミングを利用したい(最大視聴人数 10 万人)
  • コネクテッドシート BigQuery データコネクタを利用したい
  • Google Workspace の利用状況、勤務形態、チーム間のコラボレーションなどのデータを分析したい(ワークインサイト)
  • AppSheet Core を利用したい
  • データ リージョン、セキュリティ センター、アクセスの透明性などの高度な管理機能が必要である
  • データ損失防止 (DLP)やコンテキストアウェアアクセスなど、より高度なセキュリティ機能がほしい

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【比較】Essentials プランと Business プランの違い

Google Workspace のプランを検討する際に、Essentials 以外のプランと比較したい場合もあるのではないでしょうか。そこで、よく比較されている「Essentials Starter」「Business Starter」「Enterprise Essentials」の3つのプランの料金や特徴、サービス、ユーザー数、ストレージ容量について表にまとめました。機能によってはドメインの所有権を証明する必要があります。

Essentials Starter Business Starter Enterprise Essentials
料金 無料 1ユーザーあたり
¥800
問い合わせ
特徴 Gmail を使用しない生産性向上ツールとコラボレーション ツール 1~300人までのユーザーを対象としたビジネス向けの生産性向上ツール 無制限のユーザーに対する高度な機能と大容量のストレージプール、優れたセキュリティと管理機能を利用できるツールセット
サービス
  • Google Meet
  • Google ドライブ
    (マイドライブのみ)
  • ドキュメント
  • スプレッドシート
  • スライド
  • Google Chat
  • カレンダー
  • Google Keep
  • Google フォーム
  • Gmail
  • Google Meet
  • Google ドライブ
    (一部機能制限あり)
  • ドキュメント
  • スプレッドシート
  • スライド
  • Google Chat
  • カレンダー
  • Google Keep
  • Google フォーム
  • エンドポイント管理
  • ビジネス向け Google グループ
  • AppSheet Core
  • Google Meet
  • Google ドライブ
  • ドキュメント
  • スプレッドシート
  • Google スライド
  • Google Chat
  • カレンダー
  • Google Keep
  • Google フォーム
  • エンドポイント管理
  • ビジネス向け Google グループ
  • AppSheet Core
ユーザー数 100 人 1~300 人 無制限
ストレージ容量 1ユーザーあたり 15 GB 30 GB
(プール)
1 TB
(プール)
Google Meet
最長時間
24 時間 24 時間 24 時間
Google Meet
最大参加人数
100 人 100 人 150 人
Google Meet
録画機能

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もう少しじっくり Google Workspace のプランについて検討したい方は、こちらの記事もあわせてご一読ください。

Google Workspace Essentials プランを導入するには?

Google Workspace Essentials の導入は、Web サイトからスムーズに行えます。申し込みには「@会社名.com」のような独自ドメインのメールアドレスが必須であり、フリーメールは使用できません。

手順としては、Essentials を使用する予定のメールアドレスを準備し、公式サイトから申し込みを行います。Essentials へのお申し込みは、TSクラウドでも代行可能ですので、お気軽にお問い合わせください。⇒TSクラウドに相談する

申し込み前に Google Workspace の導入手順を押さえておきたい場合は以下の記事もあわせて参考にすることをおすすめします。

自社に合った Essentials プランを選択して業務効率化を目指そう

Google Workspace Essentials は、現在のメール環境を維持したまま、Google ドライブや Google Meet といった強力なクラウドツールを導入できる画期的なサービスです。コストを優先するなら無料の Essentials Starter、大容量データや高度なセキュリティ統制が必要なら Enterprise Essentials や Plus と、自社のフェーズに合わせて選択できます。まずはそれぞれの特徴を知り、組織の生産性を最大化する最適なプランを検討してみてはいかがでしょうか。Google Workspace の導入により、場所を選ばない新しい働き方が生まれますよ。

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