【入門】Google ドライブとは?基本機能や導入メリット、無料版との違いを解説

コラム更新日:2026.08.17

日々の業務では、書類や写真、動画などさまざまなデータを扱うため、ファイルをどのように保存・共有するかお悩みの方もいるのではないでしょうか。

Google ドライブは、Googleが提供するオンラインのデータ保存サービスで、ファイルをクラウド上に安全に保管できます。言うなれば便利なデジタル倉庫のようなもので、インターネット接続があればどこからでもアクセス可能です。

この記事では、Google ドライブの基本機能や導入メリット、無料版と有料版(Google Workspace)との違いなど、ビジネスに役立つ内容をわかりやすく解説します。

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執筆・監修:TSクラウド編集部

Google Cloud の「プレミア認定」を保有する、Google Workspace 正規販売代理店です。業界歴 17 年、延べ 3,500 社以上の導入支援実績( 2026 年 2 月時点)に基づき、Google Workspace の最新機能から活用術、DX推進に役立つノウハウを専門的な視点で解説しています。

※情報は記事公開(更新)時のものです。Google Workspace の仕様や価格は変更される場合があるため、最新情報は必ず公式ページでご確認ください。

※名称変更に関するお知らせ: NotebookLMは、2026年7月に「Gemini Notebook」に名称が変わりました。メディア内では旧名称が利用されていることがあります。その場合は、Gemini Notebookに読み替えてご確認ください。

目次

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Google ドライブとは、Googleのクラウドストレージサービス

Google ドライブとは、Googleが提供するクラウドストレージサービスのことです。保管したデータはクラウド上にあり、インターネット接続環境であれば、パソコンだけでなくスマートフォンやタブレットなど、さまざまなデバイスからアクセスできます。

たとえば、オフィスのパソコンで作成した資料を外出先のタブレットで確認したり、リモートワーク中のチームメンバーとリアルタイムで共同編集したり、場所やデバイスにとらわれず作業を進めることが可能です。

また、災害によりオフィスが被災しても、別の場所からGoogle ドライブにアクセスすれば事業を継続できるため、Google ドライブはBCP(事業継続計画)の観点でも有効です。

安心感と使いやすさを両立した、日々の業務に役立つツールであるため、個人だけでなく企業でも利用が進んでいます。

Googleアカウントがあれば誰でも無料で始められる

Googleアカウントがあれば誰でも無料で利用できるのも、Google ドライブの魅力の一つです。GmailやYouTube、Google マップといった他のGoogleサービスを利用している方であれば、すでにGoogleアカウントをお持ちのため、追加で特別な登録をすることなく、Google ドライブの利用を始められます。

無料版のGoogle ドライブは、GmailやGoogle フォトも含めて15GBのストレージ容量が提供されており、文書など各種データを保管できます。ビジネス利用の場合でも、まずは無料版で試してみて、その利便性を実感してから有料版(Google Workspace)への移行を検討することも可能です。

無料版と有料版(Google Workspace)の容量の違いや、Google Workspaceプランの料金については、以下の記事で詳しく解説しています。

Google ドライブの基本機能とできること

Google ドライブは、単にファイルを保存するだけでなく、ビジネスシーンでの利用を想定した便利な機能を多数備えています。ここでは、無料で利用できる範囲での主な機能について紹介します。

ファイルの作成

Google ドライブの大きな特徴の一つは、その場で新しいファイルを作成できることです。Google ドライブの画面から直接、以下のようなファイルを新規作成できます。


  • Google ドキュメント:文書作成
  • Google スプレッドシート:表計算
  • Google スライド:プレゼンテーション作成
  • Google フォーム:アンケートなどフォーム作成(回答はスプレッドシートで集計可能)
  • Google 図形描画:フローチャートや組織図、簡単なイラストなどを作成
  • Google サイト:簡単なWebサイトを作成(コーディングの知識は不要)

これらのツールはすべてGoogleが提供するオンラインアプリケーションで、別途アプリケーションをインストールすることなく作成できます。ファイルは自動的にGoogle ドライブに保存され、編集や共有も容易です。

ファイルの保管・バックアップ

無料版のGoogle ドライブでは、データは「マイドライブ」と呼ばれる自分専用の領域に保管されます。Googleのアプリケーションで作成したものに限らず、他社製品で作成したファイル、PDF、画像、動画、音声ファイルなど、多様なファイルの保存が可能です。

また、Google ドライブはデータのバックアップとしても有効です。パソコンの故障や紛失といったトラブルに見舞われても、Google ドライブに保存しておけばデータを失う心配はなく、安心して業務を継続できます。

さらに、Google ドライブ内では「フォルダ」を作成してファイルを整理できます。たとえば、「2026年度_Q3_営業資料」や「顧客別データ_A社」といった具体的な名前でフォルダを作成し、関連するファイルをまとめて保管しておくことで、必要な情報を素早く見つけ出すことが可能です。ファイルを適切に整理することが、作業効率の向上につながります。

ファイルの検索・閲覧

Google ドライブに保存されたファイルは、強力な検索機能を利用して簡単に見つけ出すことができます。ファイル名はもちろんのこと、ファイルの内容(テキストデータ)まで検索対象となるため、大量のファイルの中から目的のものを素早く探し出すことが可能です。

たとえば、過去の会議議事録の中から特定の発言を探している場合、「議事録 〇〇プロジェクト 新製品」といったキーワードで検索すれば、関連するファイルが表示されます。

また、WordなどのMicrosoft Officeファイル、PDF、画像、動画など、さまざまな形式のファイルをブラウザ上で直接閲覧できます。ファイルの確認のために専用のアプリケーションを立ち上げる必要がないため、外出先で急な確認が必要になった場合など、デバイスにソフトがインストールされていなくても対応できる点は大きなメリットです。

ファイルの共有

Google ドライブの便利な機能の一つが、ファイルやフォルダの共有機能です。

従来のUSBメモリでの受け渡しや、メールへの添付といった手間を省き、Google ドライブから直接、他のユーザーにファイルやフォルダを共有できます。大容量のファイルも瞬時に共有できるため、メールの添付容量制限を気にする必要はありません。

共有相手に応じて「閲覧者」「閲覧者(コメント可)」「編集者」といったアクセス権限の設定も可能です。「内容は見せたいが、編集はさせたくない」といった場面でも安心して利用できます。また、編集権限を付与した相手とリアルタイムで共同編集が可能で、作業効率が向上します。

Google ドライブを導入するメリット

Google ドライブを導入するとどのようなメリットが得られるのでしょうか。ここでは無料版でも実感できる主なメリットを5つ紹介します。


①あらゆるデバイスからアクセス・編集できる
パソコンはもちろん、スマートフォンやタブレットなど、あらゆるデバイスからファイルのアップロード、閲覧、共有、簡単な編集がいつでも行えます。

②ファイルを1か所に集約し、リアルタイムで共同編集できる
多様なファイルをGoogle ドライブに集約して保存・管理でき、チームメンバーをファイルに招待することで、リアルタイムで同時に閲覧・共同編集・整理を行えます。

③Gmailの受信トレイから、添付ファイルを直接ワンタップ保存できる
Gmailで大切なファイル付きのメールを受け取った際、メールの受信トレイから画面を移動することなく、添付ファイルを直接Google ドライブへ保存できます。

④パソコンとの自動同期で、常に最新・安全に保たれる
パソコン版のGoogle ドライブを利用すれば、デスクトップ上のすべてのファイルが自動的に最新版に保たれ、クラウド上で安全に同期・保護されます。

⑤「スター付き」で重要なファイルが瞬時に見つかる
大切なフォルダやファイルに「スターを追加」しておけば、アプリやブラウザの「スター付き」セクションから瞬時にファイルを呼び出せます。

【無料版との違い】Google Workspaceで広がるGoogle ドライブ活用術

Google ドライブは無料版でも個人利用には十分な機能を提供しています。しかし、ビジネス利用においては、「組織やチーム全体のコラボレーションの最大化」と「強固な企業セキュリティ」といった観点から見ると、有料版であるGoogle WorkspaceのGoogle ドライブの利用がおすすめです。

ここからは、無料版Google ドライブでは利用できない、Google WorkspaceならではのGoogle ドライブの機能や活用術を解説します。

共有ドライブ|社内データの一元管理を実現

無料版Google ドライブでもファイルの共有や共同編集は可能ですが、データは個人の「マイドライブ」に保管されます。そのため、担当者が異動や退職をした場合、その個人アカウントに紐づいたデータは失われたり、アクセスできなくなったりするリスクがあります。これは、企業にとって重要な情報資産の管理における、大きな課題となるでしょう。

一方、Google Workspaceでは、チーム全員でファイルを一括保存・管理できる「共有ドライブ」が利用可能になります。共有ドライブではファイルの管理権限がチーム自体に紐づくため、組織の知的資産が個人のアカウントに依存するのを防ぎ、情報管理を徹底して一元化できます。

権限設定|情報漏洩対策を徹底

Google Workspaceの共有ドライブでは、企業の管理者による高度な権限設定を利用できます。たとえば、ファイルごとのアクセス制限、ダウンロード制限、印刷制限、有効期限付きのアクセス権付与など、無料版の共有機能よりも詳細なアクセス制御を行い、情報漏洩対策を強化することが可能です。

また、不審なアクティビティの監視や監査ログの記録など、セキュリティ管理者が組織全体のデータの安全性を把握し、問題発生時に迅速に対応できる機能もGoogle Workspaceには備わっています。

さらに、機密性の高いテキストやファイルをAIが自律的に識別してラベルづけを行う「AI分類」機能も搭載されるなど、誤操作や不正アクセスによる情報流出のリスクを最小限に抑え、企業の重要な情報を厳重に保護する仕組みが整備されています。

生成AI Gemini活用|検索や要約の時間を大幅短縮

Google Workspaceを導入すると、Googleが開発した最先端の生成AIである「Gemini」をGoogle ドライブ内で直接活用できるようになります。Geminiとの連携により、日々の業務における情報検索や文書の要約にかかる時間を大幅に短縮し、生産性を飛躍的に向上させることが可能です。

具体的には、Google ドライブ内に保存された大量の文書の中から特定の情報やデータを探し出す際、Geminiに質問するだけで、関連性の高い情報やファイルを特定してくれます。


<Google ドライブとGeminiとの連携でできることの例>

①「AIによる概要」で情報を瞬時にキャッチアップ
Google ドライブ内のファイルに搭載された「AIによる概要」機能を使えば、長大なドキュメントや資料を隅々まで探し回る手間が不要になります。
資料に何が書かれているかをAIが瞬時にまとめ、必要に応じて引用元が明記された回答を表示してくれるため、知りたい情報へダイレクトにたどり着くことができます。

②「Geminiに相談」で複数のGoogle Workspaceツールを横断検索
Google ドライブ内の「Geminiに相談」機能を利用すれば、Google ドライブの中身だけでなく、Gmail、Google カレンダー、Google Chatの全コンテンツをAIが横断的に把握・解析してくれます。
「〇〇に関するプロジェクトの進捗について、最新のメールとファイルをまとめて教えて」といった指示に対して、各アプリの情報を網羅した信頼性の高い詳細な回答を即座に提示してくれます。

Google ドライブのビジネス利用なら、Google Workspaceが最適

無料版から手軽に始められるGoogle ドライブは、個人利用に非常に便利なツールです。しかし、ビジネスで利用する際には、セキュリティや情報資産の管理、チーム連携といった観点から、Google Workspaceの導入が非常に重要になります。

Google WorkspaceのGoogle ドライブは、企業のニーズにきめ細やかに対応しており、管理者による権限設定、生成AI Geminiとの連携など、ビジネスを強力にサポートする多彩な機能が備わっています。自社の重要な情報を安全に管理し、チーム全体の生産性を向上させたいとお考えの企業・組織では、ぜひGoogle Workspaceの導入をご検討ください。

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