コラム更新日:2026.05.29

「Google ドライブの容量は無料プランと有料プランで異なるの?」「Google ドライブの容量が足りなくなったら?」「Google ドライブの容量を確認する方法が知りたい」など、 Google ドライブを使っている中で、容量についてのお悩みを抱えている方は多いのではないでしょうか。

Google ドライブの容量は、個人を対象にした無料の Google アカウント(無料版)と、ビジネス利用に最適な法人向け有料プランである Google Workspace(有料版)で上限が異なります。気づかないうちに容量がいっぱいになってしまったという事態を防ぐためにも、 定期的な容量の確認や容量の拡大の検討が重要です。

本記事では、Google ドライブの容量について、無料プランと Google Workspace(有料プラン)の違いや、容量の利用状況の確認、 Google ドライブの容量が不足した場合の対応方法についてご紹介します。

\ Google ドライブの容量不足を解消したい /

TSクラウドに無料で相談する
TSクラウドロゴ

執筆・監修:TSクラウド編集部

Google Cloud の「プレミア認定」を保有する、Google Workspace 正規販売代理店です。業界歴 17 年、延べ 3,500 社以上の導入支援実績( 2026 年 2 月時点)に基づき、Google Workspace の最新機能から活用術、DX推進に役立つノウハウを専門的な視点で解説しています。

※情報は記事公開(更新)時のものです。Google Workspace の仕様や価格は変更される場合があるため、最新情報は必ず公式ページでご確認ください。

目次

Google ドライブの使用容量には上限がある

インターネット環境さえあれば、PC、スマートフォン、タブレットなどあらゆる端末からシームレスにアクセスできる便利な Google ドライブですが、その保存容量には明確な上限が定められています。

ここで最も重要、かつ多くのユーザーが見落としがちなポイントは、「Google ドライブの制限容量は、ドライブ単体のものではない」という点です。Googleアカウントが提供するストレージ容量は、以下の3つの主要サービス間で共有され、合算して消費される仕組みになっています。

  • Google ドライブ

  • マイドライブにアップロードしたPDF、動画、画像、ZIPファイルや、共同編集で作成したファイルなど

  • Gmail

  • 受信・送信したメールの本文、および添付ファイル(「迷惑メール」や「ゴミ箱」フォルダ内にあるデータもカウント対象)

  • Google フォト

  • バックアップされた写真や動画

    たとえば、「Google ドライブには仕事用の軽いテキストファイルしか保存していないから大丈夫」と思っていても、スマートフォンのカメラで撮影した動画が自動的に「Google フォト」に元の画質のままバックアップされていたり、長年使っている「Gmail」に大容量の資料が添付されたまま放置されていたりすると、ある日突然全体の容量上限を使い切ってしまうことになります。

    【比較表】Googleドライブ 無料版・有料版の容量の違い

    Google ドライブの容量は、利用しているアカウントの種類によって異なります。主に、個人利用向けの無料アカウントと、法人向け有料プランである Google Workspace の二つに分けられます。それぞれの容量の違いを理解しておくことで、利用状況に最適なプランを選ぶことが可能になります。



    以下の表で、 Google Workspace の主要プラン( Business Starter、 Business Standard、 Business Plus、 Enterprise Standard、Enterprise Plus)と無料アカウントを比較しました。

      無料
    アカウント
    Business Enterprise
    Starter Standard Plus Standard Plus
    価格
    ユーザー1人あたりの月額
    (年間契約の場合)
    ¥0 ¥800 ¥1,600 ¥2,500 ¥3,060 ¥3,980
    ストレージ容量
    ユーザー1人あたり
    15GB 30GB
    (プール)
    2TB
    (プール)
    5TB*
    (プール)
    5TB~*
    (プール)
    5TB~*
    (プール)

    *必要に応じて拡張可能

    無料アカウント:ドライブの容量は15GB

    無料のGoogleアカウントでは、標準で15GBのクラウドストレージが提供されます。 15GBは、設定や端末にもよりますがスマートフォン写真約3,750〜5,000枚、または標準的なビジネス用PDF資料約7,500ファイルに相当し、文書中心の利用であれば数年間は十分な容量です。

    しかし、高画質な写真や動画の自動同期、大容量のZIPファイルなどを頻繁に扱う場合、この15GBは1年足らずで上限に達してしまう可能性が高いです。容量を増やしたい場合は、ストレージ容量を追加購入する必要があります。

    有料プラン:Google Workspace のドライブの容量は 30GB〜

    ビジネス向け有料プランである Google Workspace を導入すると、ストレージ容量が大幅に拡張され、組織としてのデータ管理が効率化されます。最も安価な Business Starter プランでも無料アカウントの 2 倍にあたる 30 GBが提供され、多くの企業で利用される Business Standard プランでは 1 ユーザーあたり 2 TBの大容量ストレージ利用可能です。

    Google Workspace の最大の強みは、「共有ドライブ」と「ストレージのプール方式」です。共有ドライブは、ファイルの所有権が組織に帰属するため、作成者の異動や退職によるデータ消失リスクを防ぎます。プール方式では、契約ユーザー数に応じた総容量を組織全体で共有するため、ユーザーごとの利用量に偏りがあっても無駄なく柔軟に容量を活用できます。


    \ GoogleWorkspaceを導入して容量不足を解消したい /

    TSクラウドに問い合わせる

    【注意】「容量無制限プラン」は廃止

    Google Workspace の前身である G suite には、上位プランで「容量無制限」がありました。しかし、この容量無制限のプランは現在廃止されています。

    現在、Google Workspace では、組織全体でストレージ容量を共有するプール方式 へと移行しました。これは、組織が導入しているプランの各ユーザーに割り当てられている容量を合計し、それを組織全体で共有しているという考え方です。

    今すぐ確認!Google ドライブの使用状況をチェックする方法

    Google ドライブの容量不足を解消するための第一歩は、現在の利用状況を正しく把握することです。

    Google ドライブの画面左下にある「保存容量」をクリック すると、Google ドライブ、Gmail、Google フォトの各サービスがどれだけ容量を消費しているか、その内訳をリアルタイムで詳細に確認できます。

    ドライブの容量仕様状況 of 例

    Googleの容量不足を今すぐ解消する3つのステップ

    空き容量が不足していることが判明したら、以下の「3つのステップ」を実践することで、今すぐ容量不足を解消することができます。

    1.どのサービスが容量を圧迫しているか内訳を確認する

    容量不足の解消には、まず現状把握が不可欠です。Google ドライブ、Gmail、Google フォトの中でどのサービス、ファイルが容量を圧迫しているか、ボトルネックを正確に特定することが重要です。保存容量を確認したら、ファイルサイズ順に並べ替え、不要な大容量ファイルを特定しましょう。

    2.不要なファイルや迷惑メールを削除する(ゴミ箱を空にする)

    問題のサービスが特定できたら、大容量の不要データを検索し、削除します。ただし、ファイルを削除しただけでは「ゴミ箱」に移動するだけで容量は解放されないため注意が必要です。

    クラウドストレージの空き容量を本当に確保するには、Google ドライブでは左メニューの「ゴミ箱」を開き、画面右上にある「ゴミ箱を空にする」をクリックして完全に消去する必要があります。 同様に、Gmailでも左サイドバーから「ゴミ箱」を開き、「ゴミ箱を今すぐ空にする」をクリックして、データを完全に削除しましょう。

    3.Google フォトの保存設定を変更する

    Google フォトはファイルサイズが大きく、ストレージを圧迫しがちです。容量を節約するには、Google フォトの設定画面でアップロードサイズを「元の画質」から「保存容量の節約画質」に変更するのが有効です。

    ただし、2021年6月1日以降のバックアップは画質を問わず容量にカウントされるため、根本的な解決には大容量プランへの移行を検討しましょう。

    【危険】保存容量を使い切った状態で放置してはいけない

    Google によると、容量を使い切った状態で 2 年間放置すると、 Gmail、Google ドライブ、Google フォトに保存しているメールやファイルが削除される可能性があるとのことなので注意が必要です。

  • Gmail

  • メールを送受信できなくなり、自分宛の送信メールは送信者に返送されてしまいます。

  • Google フォト

  • 写真のバックアップができなくなります。

  • Google ドライブ

  • 新しいファイルの同期やアップロードができなくなるだけでなく、Google ドキュメント、スプレッドシート、スライド、フォームなどの新しいファイルの作成が不可となります。


    \ Googleドライブの保存容量を使い切る前に /

    プロに無料で相談する

    【解決策】Google ドライブの容量上限を増やす方法

    現在無料版の Google アカウントを利用中で、Google ドライブの容量が今後も不足しそうな場合、その問題を根本的に解決する選択肢のひとつが、前述した法人向け有料プラン Google Workspace です。

    無料アカウントからGoogle Workspaceへ移行する

    Google Workspace への移行は、容量不足を解決するだけでなく、ビジネス環境を根本から強化する最良の手段です。30GBから数TB以上の大容量ストレージに加え、信頼性の高い独自ドメインメール、高度なセキュリティ管理機能、チームで安全にデータを共有できる「共有ドライブ」など、ビジネスを加速させる強力な機能が手に入ります。

    個人向けの無料アカウントで業務データを管理し続けることは、情報漏洩やデータ紛失といった深刻なセキュリティリスクを伴います。容量アップを機に、安全で効率的な法人向け環境への移行を推奨します。

    契約ユーザー数を増やす

    Google Workspace を導入中であれば、契約ユーザー数を増やすことで組織全体の容量のプールを増やすことができる ため Google ドライブの容量も増えます。例えば、Business Standard であれば、1ユーザーあたり 2TB の容量があるので、1ユーザー追加すれば組織として 2TB を新たに使うことが可能です。

    プランをアップグレードする

    現在のユーザー数を変えずにストレージ容量を増やしたいなら、上位プランへのアップグレードが最もスムーズな解決策です。Google Workspace は、上位のプランを選択するほど、1 ユーザーあたりに割り当てられる保存容量が大きくなる仕組みになっています。

    例を挙げると、Business Starter(30GB)から Business Standard(2TB)へ切り替えるだけで、大幅に容量を拡張できます。もし将来的な増分も一切気にせず運用したいのであれば、Enterprise プランが最適です。標準で 5TB 提供されるだけでなく、必要に応じて Google へ追加の容量を要請することも可能です。

    \ 自社に最適なプランにアップグレードしたい /

    【無料】TSクラウドに相談する

    ビジネスでのドライブ容量不足を避けるには Google Workspace

    Google ドライブの保存容量は、ドライブ本体だけでなく、Google フォトや Gmail のデータも合算してカウントされます。無料版のアカウントでは、これらすべてのサービスを合わせて合計 15GB という上限が設けられています。容量が不足した際には、不要なメールやデータの削除を行うことで、一時的に空き容量を確保することが可能です。

    ただし、ビジネス用途で継続的に利用する場合、容量不足による業務の停滞や、セキュリティ、コンプライアンス上のリスクを考慮する必要があります。業務を円滑に進めるためには、法人向け有料プランである Google Workspace へのアップグレードを検討するのが賢明です。

    Google Workspace は、組織の規模やニーズに応じた多彩なプランが用意されており、大容量のストレージを確保できるだけでなく、高度な管理機能によって安心・安全な運用を実現します。自身の利用状況やビジネス規模に合わせた最適なプランを選択し、ストレスのない快適なクラウド環境を整えましょう。

    もっと読む