Google ドライブの容量・料金比較!支払い方法や個人・法人向けの違い
コラム更新日:2025.12.11
Google ドライブの容量を増やしたい方や、「仕事で使うなら、法人プランのほうがいい?」などの理由で、現在の Google ドライブを他のプランに変えたい場合、どのように選ぶとよいでしょうか。
この記事では、無料版や個人向け「Google One」、法人向け「Google Workspace」の違い、料金プランを解説します。選ぶポイントから契約方法まで解説しますので、Google ドライブに関する疑問解決にお役立てください。
会社のデータ保管にお悩みですか?貴社に適した Google Workspace (Google ドライブ)の使い方やプラン選びをサポートします⇒まずは無料で相談する
執筆・監修:TSクラウド編集部
Google Workspace 正規代理店のうち、最も高いランクのプレミア資格を持っています。業界歴 17 年、延べ 3,500 社以上へのサービス提供で培った知識と経験を活かし、Google Workspace の情報を発信しています。
目次
Google ドライブの特徴は?
Google ドライブは、モバイルデバイス、タブレット、パソコンなどから、ファイルやデータを保存することのできる「クラウドストレージ」です。 Google ドライブには以下のような特徴があります。
- 多様な形式のファイルをクラウドに保存・管理できる
- ファイルやフォルダのURLを送るだけで簡単にメンバーと共有できる
- 書類を複数人で同時に編集できる
- ファイルの検索機能が充実している
- 機能を拡張できる
使用容量には Google フォトと Gmail も含まれる
Google ドライブの保存容量は、Google フォト、Gmail と共用です。プランを選ぶ前に、使用容量にカウントされるものを知っておきましょう。
例えば、無料版で利用できる容量 15 GBには、以下のものが含まれます。
<使用容量にカウントされるもの>
- Google ドライブに保存したファイル
- Gmail のメール本体と添付ファイル
- (「迷惑メール」「ゴミ箱」の フォルダ内も含む)
- Google フォトにバックアップした写真・動画
「Google ドライブにファイルをあまり保存していないのに、容量がいっぱい」という場合、Gmail の添付ファイルや Google フォトのバックアップが容量を圧迫しているケースがよくあります。
Google ドライブの容量・料金を個人・法人向けごとに比較
Google ドライブを使用するには、必ず Google アカウントが必要です。
<個人で利用する場合>
無料の Google アカウントが利用でき、デフォルトで 15GB のストレージが利用可能です。 さらに容量を増やして利用したい場合には、個人向けの有料プランである Google One にアップグレードすることもできます。
<法人で利用する場合>
セキュリティ面を強化し、手間なくデータを共有できる環境を構築したい場合は「Google Workspace」に申し込んでアカウントを作成し、Google ドライブを利用するのがおすすめです。社員のアカウントの作成・削除は、会社として一括で管理できます。
個人向けプラン(無料版/Google One)
| 無料版 (無料アカウント) |
Google One | |||
|---|---|---|---|---|
| ベーシック | スタンダード | プレミアム | ||
| 容量の上限 | 15 GB | 100 GB | 200 GB | 2 TB |
| 料金 (年契約) |
¥0 | ¥290 | ¥440 | ¥1,450 |
※容量・料金は 1 ユーザー当たり
※TSクラウドでは、Google One の取り扱いはございません。法人向けプラン(Google Workspace)のみ対応しております。
法人向けプラン(Google Workspace)
| Business | Enterprise Essentials |
Enterprise | |||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| Starter | Standard | Plus | Essentials | Plus | Standard | Plus | |
| 容量の上限 | 30 GB | 2 TB | 5 TB | 1 TB | 5 TB | 5 TB (拡張可能) |
5 TB (拡張可能) |
| 料金 (年契約) |
¥800 | ¥1,600 | ¥2,500 | ¥1,130 | ¥2,260 | ¥3,060 | ¥3,980 |
※容量・料金は 1 ユーザー当たり
「法人向けは個人向けより高いけど、何が違う?」「豊富なツールがセットになっていても、Google ドライブ以外は必要ない」このような疑問や考えをお持ちの方もいるのではないでしょうか。
個人向けと法人向け(Google Workspace)のプランには、共有ドライブやセキュリティなど、組織に不可欠な機能に大きな差があります。詳しい機能の違いについて、担当者がお客様の疑問にお答えいたします。
\ 容量不足を解決する方法をご提案します /
Google ドライブのプランについて聞く【無料版】 Google アカウント|15GB/0円
無料の Google アカウントを作成するだけで、誰でも利用できるプランです。
【無料版】 Google アカウントでできること
無料の Google アカウントは、Google ドライブをはじめ Gmail、ドキュメント、スプレッドシート、スライドなど主要なアプリが利用できます。 基本的にサポートはありませんが、ヘルプページやコミュニティフォーラムを利用することができます。容量は 15GB までです。
データ容量が 15GB を超過するとどうなる?
容量の上限に達してしまうと、ファイルの保存ができなくなるだけでなく、Gmail の送受信にも影響します。企業の場合、「取引先からの重要なメールや見積依頼が届かない」 という致命的な事態を招きかねません。
信用問題に直結するため、ビジネス利用では余裕を持った有料プランの選定が不可欠です。
【個人向け】Google One|100GB/290円~
Google One は、個人のアカウント(~@gmail.com)のまま、容量だけを増やしたい場合に利用する有料サービスです。
Google One のメリット
個人向けの無料アカウントをアップグレードし、Google ドライブ、Gmail、Google フォト共通のストレージ容量を追加で定期購入できるプランです。 100 GB から 2 TB までのプランがあります。
Google One では、容量の追加だけでなく、以下のメリットもあります。
- Google のスペシャリストによるサポート
- Google フォトの編集機能も利用可
- プランによって家族でストレージを共有することも可能
Google One の料金プラン
Google One の料金プランは、月額 290 円からプランを選べます。ベーシック以上のプランなら、Google One の特典を最大 5 人(ご自身を含め合計 6 人)のユーザーと追加料金なしで共有が可能です。
プランの主な違いは、ストレージ容量の大きさですが、プレミアムプランでのみ利用できる機能もあるため事前に確認しておきましょう。
【法人向け】Google Workspace|30GB/¥800円~
企業や組織で Google ドライブを利用する場合、ビジネス向けグループウェアの Google Workspace がおすすめです。単なる容量追加だけでなく、組織として運営するために必要な機能がセットになっています。
Google Workspace のメリット
Google Workspace は、Google が提供するビジネス向けのクラウド型グループウェアサービスです。Google Workspace の場合、Google ドライブ だけでなく、Gmail、Google カレンダー、Google Meet など、さまざまなビジネス用ツールがセットになっています。
個人向けとの最大の違いは「高セキュリティ」と「組織としての管理機能」が得られることです。
- 管理コンソール
社員のセキュリティ設定、アクセス権限、端末管理などを一元管理できます。 - 独自ドメインメール
「~@会社名.co.jp」などのメールアドレスを利用できます。 - 高度なセキュリティ
2段階認証の強制や、社外へのファイル共有制限など、情報漏洩を防ぐ設定が可能です。 - 共有ドライブ
個人の持ち物ではない「チームのフォルダ」を作成できます。
共有ドライブとは?マイドライブとの違いや注意点、プランの選び方など
共有ドライブなら、アクセス権限の管理がしやすくなり、退職者などが出たときも手間をかけずに社内データを守れます。
Google Workspace の料金プラン
Google Workspace の料金プランは、年契約の場合で月額 800 円から利用できます。主要プランは、最大 300 名まで利用可能な Business プランと、利用可能人数に制限がない Enterprise プランに大きく分けられます。
「メンバーの一部はメール機能が不要!Google ドライブだけを利用したい」という場合は、メール機能が省かれた分、費用を抑えられる Essentials プランを組み合わせるのもよいでしょう。
▼Google Workspace のプランや導入方法について調べる時間がないという方へ!
貴社にあったムダのないプラン選びをTSクラウドの担当者がサポートします。
\ 安全にデータを保管・共有する環境を実現 /
Google Workspace について聞く
さらに Google Workspace とはどのようなものか知りたい方は、以下で使い方を具体的に紹介しています。
【事例あり】Google Workspace とは?使い方やできること、料金プランを解説
自社に Google Workspace が適しているか、確信がもてない方におすすめ!特徴やできることを具体的に解説します。
Google Workspace と Google One どちらがよい?
ドライブに個人情報やビジネスに関する機密情報を保管するのであれば、セキュリティ面を考慮して Google Workspace を選ぶのが賢明です。フォルダごとにアクセス権限を設定し、データを手間なく安全に共有できます。個人利用であれば Google One でも問題ないでしょう。
「Google Workspace が合っていそうだが、どのようなことができるのか知りたい」といったご要望に担当者がお応えします。⇒まずは自社の課題について相談する
有料版 Google ドライブの契約・支払い方法
Google One と Google Workspace の契約方法、支払い方法について紹介します。
Google One
<Google One の契約方法>
Google One は、ウェブサイトまたはアプリから契約可能です。個人の Google アカウントでログイン後、プランを選択し購入手続きへ進みます。
<Google One の支払い方法>
支払い方法は、最初はクレジットカードまたはデビットカードのいずれかに設定する必要があります。カードを追加した後、銀行口座などの他のお支払い方法も追加できます。
Google Workspace
<Google Workspace の契約方法>
Google と直接契約、またはGoogle Workspace の代理店で契約します。
<Google Workspace の支払い方法>
- Google と直接契約する場合
日本に拠点を置く企業が Google と直接契約する場合、基本的にクレジットカード払いのみとなります。 - 正規代理店を経由する場合
代理店によりますが、請求書払いも可能となります。
以下の記事で、契約先(Google/代理店)による支払い方法の違いを詳しく紹介しています。
Google Workspace の請求書払いの条件は?支払い方法を解説
契約先による支払い方法の違いや、代理店で契約するメリットについてご紹介します。
Google Workspace を代理店と契約するメリット
企業が Google Workspace を導入する場合、正規代理店での契約がおすすめです。主なメリットは以下の2点です。
- 日本語による手厚いサポート
- 導入効果を高めるための代理店の独自サービス
例えば、Google Workspace 正規代理店であるTSクラウドでは、「導入支援基本パック」と課題別のオプションを柔軟に組み合わせ、確実な導入をサポート。データ移行やセキュリティ強化など、専門的なご要望にもお応えします。
\ 初めて Google Workspace を使うなら /
まずは無料で相談する法人で Google ドライブを使うなら株式会社TSクラウドにお任せください
Google ドライブを使用する方法には、個人用の無料版と有料の Google One、法人用の Google Workspace があります。 Google Workspace の Google ドライブを使用したい場合は、Google Workspace の正規代理店を通じて契約すると、 豊富な知見によるサポートが得られるでしょう。
株式会社TSクラウドは、Google Workspace の正規代理店(プレミアパートナー)として導入支援と運用サポートを行っています。ビジネス用で Google ドライブをお使いになりたい場合は、お気軽にご相談ください。

