Googleドライブの料金や容量比較、支払い方法【料金表つき】
コラム更新日:2023.02.06
Googleドライブは、容量などによって利用料金が異なります。それぞれのプランにどのような違いがあるのか、無料から有料プランへの切り替え方法を知りたい方もいるのではないでしょうか。今回は、Googleドライブの利用プランや料金、容量、支払い方法などを徹底解説します。導入を検討中の方は、ぜひ最後までお読み下さい。
Googleドライブの特徴・できること
Googleドライブは、モバイルデバイス、タブレット、パソコンなどから、ファイルやデータを保存することのできる「クラウドストレージ」です。まずは、Googleドライブを導入するとできること、その特徴をご紹介します。
特徴①さまざまな形式のファイルを保存・管理できる
Googleドライブは、多種多様なファイル形式のデータを保存できます。例えば、代表的なMicrosoft Officeのファイルは、ファイル形式を変換せずにアップロードさえすれば共同編集ができます。他にも、PDF、CADファイル、画像など100種類以上のファイル形式を保存できるのが大きな特徴です。
特徴②リアルタイムで共同編集できるビジネスツールを備えている
Googleドライブは、共同編集ができるドキュメント、スプレッドシート、スライドと連携しています。チームがリアルタイムで同時に作業できるため、効率的なコンテンツ作成を実現します。
特徴③オフライン環境でも、ビジネスツールを使用できる
ドライブ内に保存したドキュメントやスプレッドシートやスライドなどのビジネスツールを、オフラインでも閲覧、編集することができます。なお、オフラインで使用する場合は事前に設定する必要があります。
参考:オフライン時に Google ドキュメント、スプレッドシート、スライドで作業する
特徴④充実した検索機能を備えている
Googleドライブは、検索窓にキーワードを入力すると、そのキーワードに言及したファイルを自動的にフィルタリングするといった高機能な検索オプションを備えています。キーワードだけでなく、ファイル形式、含む単語、ファイルのオーナー、ファイルの権限、更新日などによる高度な検索も可能です。
特徴⑤機能を拡張できる
Googleドライブは、Google Chromeの拡張機能と連携することができます。それぞれの機能によって、セキュリティを強化したり、利便性を高めたりすることが可能です。必要な機能を拡張し、自分に合った使い方ができるようカスタマイズしていくと良いでしょう。
Googleドライブの容量別料金プラン
Googleドライブを使用するには、必ずGoogleアカウントが必要です。個人で使用する場合は、無料のGoogleアカウントが利用でき、デフォルトで15GBのストレージが利用可能です。さらに容量を増やして利用したい場合には、個人向けの有料プランであるGoogleOneにアップグレードすることもできます。
また、法人で利用する場合は、クラウド型のグループウェアであるGoogle Workspaceを申込みましょう。豊富な保存容量が備わっている上、プランによっては共有ドライブの使用も可能です。Googleドライブ以外にも充実した機能を備えており、使いたい機能や保管データの容量に合わせてプランを選択するのが重要です。
プラン | 容量の上限 (1ユーザーあたり) |
年契約 (1ユーザーあたりの月額) |
|
---|---|---|---|
個人向け・無料Googleアカウント | ー | 15GB | 無料 |
個人向け・有料Google One | ベーシック | 100GB | ¥250 |
スタンダード | 200GB | ¥380 | |
プレミアム | 2TB | ¥1,300 | |
法人向け・有料Google Workspace | Business Starter | 30GB(プール) | ¥680 |
Business Standard | 2TB(プール) | ¥1,360 | |
Business Plus | 5TB(プール) | ¥2,040 | |
Enterprise Essential | 1TB(プール) | お問い合わせ | |
Enterprise Standard | 5TB(プール・必要に応じて追加リクエスト可能) | お問い合わせ | |
Enterprise Plus | 5TB(プール・必要に応じて追加リクエスト可能) | お問い合わせ |
➤【個人向け・無料】Googleアカウント
無料のGoogleアカウントは、GoogleドライブをはじめGmail、ドキュメント、スプレッドシート、スライドなど主要とするアプリが利用できます。基本的にサポートはありませんが、ヘルプページやコミュニティフォーラムを利用することができます。容量は15GBまでです。
➤【個人向け・有料】Google One
Google One は、個人向けの無料アカウントをアップグレードし、Google ドライブ、Gmail、Google フォト共通のストレージ容量を追加で定期購入できるプランです。プランによって100GBから2TBまで用途に合わせた選択が可能です。
また、容量の追加だけでなく、GoogleのスペシャリストによるサポートやGoogleフォトの編集機能も利用できるようになります。上位のプレミアムプランでは、Google Meetでの長時間グループ通話や録画、ノイズキャンセル、YouTubeでのライブ配信によるビデオ通話も利用可能です。
➤【法人向け・有料】Google Workspace
Google Workspaceは、Gmail、Googleドライブ、Google Meetなどの多様なツールがパッケージされたGoogle社が提供するビジネス向けのクラウド型グループウェアサービスです。世界中のどこにいても、同じクラウド上で仕事をすることができます。テレワークや働き方改革など、現在の働き方に最適な統合型ツールです。
Google Workspaceには、最大300名まで利用可能なBusinessエディションと、利用可能人数に制限がないEnterpriseエディションがあります。
Businessエディションには、「Business Starter」「Business Standard」「Business Plus」の3つのプランがあります。それぞれ、ストレージ容量やMeet(ビデオ会議)への最大参加人数などに違いがあります。また、共有ドライブを使用できるのは、「Business Standard」と「Business Plus」のプランのみとなります。
Enterpriseエディションは、「Enterprise Essentials」「Enterprise Standard」「Enterprise Plus」の3つのプランがあり、利用可能人数には制限がありません。Businessエディションにはない、セキュリティや管理面の高度な機能を利用できます。すべてのプランで共有ドライブを使用でき、「Enterprise Standard」「Enterprise Plus」ではストレージ容量を追加でリクエストすることが可能です。
組織の規模や、必要な容量・機能を踏まえてプランを選択すると良いでしょう。
使用容量にはGoogleフォトとGmailも含まれる
Googleから与えられる容量は、Googleドライブで使用する容量だけでカウントするわけではありません。Googleドライブ容量の対象になるデータは、ドライブに保管しているデータの他に、GmailやGoogleフォトのデータも対象となりますので、容量のカウントには注意が必要です。
参考:Googleドライブの容量上限は?ストレージ容量の確認方法や増やし方を紹介
Google WorkspaceとGoogle Oneどちらがよい?
Google WorkspaceとGoogle One、どちらのプランを契約するか迷う方がいるかもしれませんが、個人利用であればGoogle One、法人利用であればGoogle Workspaceのプランの中から選択するのがよいでしょう。プラン選びで迷ったときは、Google Workspace販売代理店のTSクラウドへご相談ください。
有料プランの契約・支払い方法
有料プランのGoogle WorkspaceとGoogle Oneを利用する場合の契約方法と支払い方法を紹介します。
➤Google Workspace
Google Workspaceの契約方法は2種類で、Google公式サイトまたはGoogleの販売代理店を通じて契約できます。公式サイトから申し込む場合の決済方法は基本的にクレジットカードのみとなるため、請求書による支払いを希望される場合は、代理店からの購入をおすすめします。代理店で契約した場合、支払い方法は各代理店によって異なるため事前に確認が必要です。
➤Google One
Google Oneは、ウェブサイトまたはアプリから契約可能です。個人のGoogleアカウントでログイン後、プランを選択し購入手続きへ進みます。支払い方法は、クレジットカードまたはデビットカード、Edy、メルペイ、キャリア決済、Google Play、Google Playギフトカード、PayPal、現金が対象です。
Google Workspaceを代理店と契約するメリット
上記の通り、Google Workspaceについては、Google公式サイトまたはGoogleの販売代理店のいずれかの購入元を選択することができます。Googleの公式サイトと販売代理店、どちらで契約しても機能面は同じです。
しかし、販売代理店で契約すると、公式価格より安価に購入することができたり、代理店が提供するサポートや付加サービスを利用できたりとメリットがあります。代理店ごとに販売価格やサポート内容が異なりますが、どの代理店もユーザーにより良いサービスを提供できるよう務めています。
Google Workspaceの正規代理店「TSクラウド」の特徴・メリット
TS Cloudの日本法人「株式会社TSクラウド」は、Google Workspaceの正規代理店(プレミアパートナー)として導入支援とサポートを行っています。TSクラウドでは、Google Workspaceに関する質問から導入サポートまで専門スタッフがご案内します。オプションで導入時の設定代行やレクチャーを行うことも可能です。
法人の有料のGoogleドライブなら、Google Worspaceの代理店契約がおすすめ
Googleドライブを使用する方法には、個人用の無料版と有料のGoogle One、法人用のGoogle Workspaceがあります。Google WorkspaceのGoogleドライブを使用したい場合は、Google Workspaceの正規代理店を通じて契約すると、料金やサポート面でメリットがあります。
導入前のプラン選びやセキュリティ面の相談にも対応可能なので、Google Workspaceについて詳しく知りたい方は、TSクラウドの専門スタッフにお問い合わせください。
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