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コラム更新日:2024.05.30

「Google Meet をより有効活用したい」と調べている中で、最近良く耳にする AI機能 が気になっている方もおおいのではないでしょうか。

Google の Web会議ツール 、Google Meet に AI 機能を導入すると、「背景の自動生成」や「他言語での会議を翻訳」、「映像や音声の品質を自動調整」などが可能になります。 本記事では、Google Meet の AI を使ってできることや実際の操作方法についてご紹介していますので、ぜひ参考にしてください。



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Gemini for Google Workspace(旧 Duet AI)とは?

「Gemini for Google Workspace」は、Google Workspace の機能を AI によって拡張する新たなサービスです。Gmail、Google ドキュメント、Google スプレッドシート、Google スライド、Google Meet などの Google Workspace の主要なアプリケーションで AIワークアシスタント として活用できます。

参考記事:Gemini for Google Workspace とは?無料版 Gemini との違い


Gemini for Google Workspace(旧Duet AI) が Google Meet でできること

カスタム背景画像を作成する

Google Meet では、会議中の背景を変更することができます。これまでは既存の選択肢の中から背景画像を選ぶか所持している画像をアップロードして使用するのが基本でした。これからは、Gemini for Google Workspace を使えば、AI が背景を自動で作成してくれます。 覚えてもらいやすいように個性を出したり、カフェやオフィスにしたり、カスタマイズが可能になります。

会議の内容をリアルタイムで翻訳

Gemini for Google Workspace は、Google Meet での会議内容をその場で翻訳し、字幕を表示することができます。日本語を含む18言語に対応しており、異なる言語を話す参加者同士でも、会議内容の理解が容易になります。


ただし、Google Meet の翻訳機能は、Gemini for Google Workspace Enterprise ユーザーのみ利用できるよう変更される予定ですので、導入時のプランに注意が必要です。

Google Meet ヘルプ:Google Meet で字幕と字幕の翻訳を使用する

映像の品質や音声をサポート

Gemini for Google Workspace では、映像や音声のサポートとして「Studio look」が利用できます。画質の明るさやピントを瞬時に調整し、自動的に画面ノイズを削減して、映像の品質が向上します。さらに、音声においても自動的にバランスを調整し、歪んだサウンドを正常なレベルに修正することが可能です。 周囲が騒がしいなど環境があまり良くない場所でも快適に会議できるようサポートをしています。


このほか、2024年1月17日には、証明を自動補正する「studio lighting」や、低音質を自動的に改善する「studio sound」のリリースも Google から発表されています。

Google Workspace アップデート:複数のビデオ効果を組み合わせ、Google Meet の照明と音声を改善する

【追加予定】会議の内容を要約

今後、追加される予定の機能としては、「take notes for me(ノートを取る)」「summary so far(これまでの要約)」「attend for me(出席代行)」の3つの機能が発表されています。


  • take notes for me:メモやアクションアイテム、ビデオをリアルタイムで録画し、会議後に出席者に要約を自動的に送信する機能
  • summary so far:途中から会議に参加する場合、それまでの内容の要約を作成する機能
  • attend for me:会議には不参加だが共有したいことがある場合、AI が変わりに会議に参加。メッセージを伝えて会議の要約を受け取れる機能

Google Meet 以外のアプリケーションで、Gemini for Google Workspace がでできることを以下の記事でまとめています。こちらも合わせてご覧ください。

参考記事:Gemini for Google Workspace の使い方。AI でビジネスの働き方を変える


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Gemini for Google Workspace(旧Duet AI)を Google Meet で使ってみる

Gemini for Google Workspace は、現時点では日本語の対応はされていません。のサポートとなっています(2024年5月30日時点)。そのため、翻訳ツールなどを活用して指示文を作成するとよいでしょう。

背景画像の生成手順(ミーティング前)

  1. Google Meet を開く
  2. 会議を選択する
  3. 会議を選択

  4. 自分のビデオ画面の右下で「Apply visual effects(視覚効果を適用)」>「Generate a background(背景を生成)」をクリック
  5. 視覚効果を適用

  6. 指示文を入力。例えば「Luxurious living room interior(豪華なリビングルームの内装)」「A magical sunny forest glade(魔法のような晴れた森の空き地)」
  7. Generate a background

  8. (オプション)作成する背景画像をカスタマイズするスタイルを選択できる
  9. スタイルを選択

  10. 「サンプルを作成」をクリックして、いくつかの提案された背景画像を確認する
  11. 提案された背景画像を確認

  12. (オプション)指示文の編集、「Create other samples」で他の画像を生成することも可能。
  13. 生成された画像のいずれかをクリックして、会議での背景として使用する
  14. 「背景を生成」の設定を終了するには、「閉じる」をクリック
  15. 閉じる

背景画像の生成手順(ミーティング中)

  1. Google Meet を開く
  2. 会議に参加する
  3. メニューバーより「More options(その他のオプション)」>「Apply visual effects(視覚効果を適用)」>「Generate a background(背景を生成)」をクリック
  4. Apply visual effects

  5. 指示文を入力
  6. (オプション)作成する背景画像をカスタマイズするスタイルが選択可能
  7. スタイルを選択

  8. 「サンプルを作成」をクリックして、いくつかの提案された背景画像を確認する
  9. (オプション)指示文の編集、「Create other samples」で他の画像を生成することも可能
  10. オプション

  11. 生成された画像のいずれかをクリックして、会議での背景として使用する
  12. 「背景を生成」の設定を終了するには、「閉じる」をクリック

💡もっと役立つヒント「Google Meet の背景画像を作成するコツ」

画像生成をする際は、期待通りの結果を得るために、作成したい画像のプロンプトはできる限り詳細な情報を入力する必要があります。デザインや雰囲気、設定、環境内のオブジェクトについて触れるようにしてみてください。

例:会議室の背景画像を作成するとき
「カジュアルなオフィスにある、中くらいの広さの会議室。観葉植物が置いてあり、リラックスできる空間。ソファもあり、自由な発想が生まれるような雰囲気。」

Google Meet の翻訳機能の使用手順

  1. Google Meet を開き、会議に参加
  2. 下部メニューから「Turn on captions」を選択

    Turn on captions

  3. 表示された画面の右側の言語の設定マークをクリック

    言語の設定マーク

  4. 「Translated captions」にチェックを入れ、翻訳する言語と表示する言語を選択(現時点では「英語」→「日本語」は対応していますが、「日本語」→「英語」はまだ未対応)

    Translated captions」にチェックを入れ、翻訳する言語と表示する言語を選択

  5. 音声を拾うと英語を日本語に変換して字幕表示される

    字幕表示

  6. 「Studio look」機能

    1. Google Meet を開く
    2. 会議に参加する
    3. 「Click More」>「Settings」を選択

      Settingsを選択

    4. サイドバーで「Video」を選択し、「Studio look」をONにする

      Studio lookをON

    5. Gemini for Google Workspace(旧Duet AI)を使うには?

      Gemini for Google Workspace を導入する方法

      Gemini for Google Workspace を導入するには、ライセンスを購入し、管理者の設定、ユーザー環境の設定が必要となります。詳しい手順や操作法は以下の記事にて画像付きで解説しています。

      参考記事:Gemini for Google Workspace を有効化!導入方法や管理者・ユーザーの設定

      Gemini for Google Workspace の価格表

      Gemini for Google Workspace では、年間プランとフレキシブルプランを提供しています。

      月額/ユーザー 年間契約 フレキシブルプラン
      Gemini Business 2,260円 2,712円
      Gemini Enterprise 3,400円 4,080円

      * 年間契約オプションでは、12ヶ月分の一括払いとなります。

      Gemini for Google Workspace(旧Duet AI)でビジネスに革新を

      Gemini for Google Workspace を導入すると、Google Meet の AI機能 として「カスタム背景画像の作成」「会議内容をリアルタイム翻訳」「映像の品質や音声サポート」が利用可能になります。本記事では、それぞれの詳細と操作手順について解説しました。また、追加予定である会議の内容を要約する機能についてもご紹介しました。 Gemini for Google Workspace は、今後さらなるアップデートが期待できます。ビジネスの生産性をあげるためにも、ぜひ導入を検討してみてはいかがでしょうか。

      Gemini for Google Workspace

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