【Googleドライブ】共有ファイルのダウンロード方法。出来ないときの対処法も
コラム更新日:2025.08.28
Google ドライブは、ファイルの共有や共同編集に便利なツールです。今回は、Google ドライブで共有されたファイルをパソコンやスマートフォンにダウンロードする具体的な手順を分かりやすく解説します。また、ダウンロードができない時の一般的な原因とその対処法、さらにはファイルのオーナーがダウンロードの許可・制限を設定する方法についても詳しく紹介します。Google ドライブをさらに便利に活用するための参考にしてみてください。
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執筆・監修:TSクラウド編集部
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Google ドライブで共有ファイルをダウンロードする手順
Google ドライブで共有ファイルをダウンロードする方法は、使用するデバイスによって異なります。ここでは、パソコンとスマートフォン(iPhone/iPad、Android)に分けてそれぞれの手順を解説します。
関連記事: Googleドライブの使い方。基本操作から活用テクニックや整理術まで徹底解説
➤パソコンで共有ファイルをダウンロードする方法
パソコンから共有ファイルをダウンロードする手順は次の通りです。
- Google ドライブにアクセスし、ダウンロードしたい共有ファイルがあるフォルダを開くか、共有されたファイルを探す。
- ダウンロードしたいファイルの上で右クリック。
- 表示されるメニューの中から「ダウンロード」を選択。
- Word や Excel などの形式でダウンロードされる。


参考:Google ドライブヘルプ「 ファイルをダウンロードする 」
➤スマートフォン等で共有ファイルをダウンロードする方法
スマートフォンやタブレットからGoogle ドライブの共有ファイルをダウンロードする場合も、Google ドライブアプリを使えば簡単に行えます。
iPhone や iPad の場合
- iPhone または iPad で Google ドライブアプリを開く。
- ダウンロードするファイル横の「その他アイコン」(縦三点リーダー)をタップ。
- 次のいずれかの方法でダウンロードが可能。
- 「ダウンロード」をタップし、ファイルをデバイスにダウンロード。
- 「アプリで開く」>「ファイルに保存」>「ファイルの保存先を選択」>「保存」
- 「アプリで開く」使用するアプリをタップ
参考:Google ドライブヘルプ「 ファイルをダウンロードする iPhone と iPad 」
Android の場合
- Android デバイスで Google ドライブアプリを開く。
- ダウンロードするファイル横の「その他アイコン」(縦三点リーダー)から 「ダウンロード」をタップ。
- ダウンロードが開始され、デバイスの「ダウンロード」フォルダなどに保存されます。
参考サイト:Google ドライブヘルプ「 ファイルをダウンロードする Android 」
共有ファイルがダウンロードできない原因と対処法
共有ファイルがダウンロードできない場合、次のような原因が考えられます。
- インターネット接続の問題
- 共有設定でダウンロードが制限されている場合
- ブラウザのキャッシュや Cookie の問題
- Google ドライブの一時的な不具合
- ファイルの破損
- デバイスのストレージ容量不足
ここでは、それぞれの原因と対処法を記載します。
➤インターネット接続の問題
インターネット接続が不安定だったり、途切れていたりすると、特にデータ容量の大きいファイルのダウンロードが難しくなります。
【対処法】
Wi-Fi 接続を確認したり、別のネットワークに切り替えたりして、インターネット接続が安定しているか確認してください。
➤共有設定でダウンロードが制限されている場合
ファイルオーナーがダウンロード、印刷、コピーを制限している場合、ファイルをダウンロードすることはできません。特に、機密性の高い文書などでこの設定がされていることがあります。
【対処法】
ファイルオーナーに連絡を取り、ダウンロードの許可を依頼します。オーナーが設定を変更すればダウンロードできるようになります。
➤ブラウザのキャッシュや Cookie の問題
ブラウザに保存されているキャッシュや Cookie が原因で、Google ドライブの動作に問題が生じることがあります。
【対処法】
ブラウザのキャッシュと Cookie をクリアにしてから、再度ダウンロードを試してみます。
Google Chrome でのキャッシュのクリアは以下の手順で行います。
- PCでGoogle Chromeを開く
- 画面右上にあるメニューアイコンをクリック
- 「設定」をクリック
- 「プライバシーとセキュリティ」にある「閲覧履歴データの消去」をクリック
- 「閲覧履歴」「Cookieと他のサイトデータ」「キャッシュされた画像とファイル」にチェックを入れて「データを削除」をクリック






➤Google ドライブの一時的な不具合
ごく稀に、Google ドライブ自体に一時的なシステム障害や不具合が発生している場合があります。
【対処法】
少し時間を置いてから再度ダウンロードを試すか、Google Workspaceのステータスダッシュボード(Google Chrome で「Google Workspace ステータス」と検索)で障害情報が確認できます。


➤ファイルの破損
ダウンロードしようとしているファイル自体が破損している可能性も考えられます。
【対処法】
ファイルオーナーに連絡を取り、ファイルが正常に開けるか、ファイルが破損していないか確認してもらいます。可能であればオーナーに再度ファイルを共有してもらうよう依頼してください。
➤デバイスのストレージ容量不足
ダウンロード先のデバイス(パソコン、スマートフォン、タブレットなど)のストレージ容量が不足している場合、ファイルを保存できません。
【対処法】
デバイスのストレージ設定を確認し、不要なファイルを削除するなどして空き容量を増やしてから、再度ダウンロードを試してください。
ファイルオーナー向け|共有ファイルのダウンロード許可・制限設定
ファイルのオーナーは共有する際に、閲覧者やコメント投稿者によるダウンロード、印刷、コピーを制限することができます。これにより、情報の漏洩リスクを低減し、セキュリティを強化できます。
➤共有設定画面へのアクセス方法
- 制限したいファイルまたはフォルダをGoogle ドライブ上で右クリックします。
- 「共有」を選択します。


➤閲覧者・コメント投稿者へのダウンロード、印刷、コピー制限の適用
- 共有設定ダイアログが表示されたら、歯車アイコンをクリックします。
- ダウンロード、コピー、印刷できるユーザーの選択肢が出てきます。
- 投稿者とコンテンツ管理者
- 閲覧者(コメント可)と閲覧者
- チェックボックスのチェックを外すと、閲覧者およびコメント投稿者はファイルをダウンロード、印刷、コピーすることができなくなります。




この設定は、特に企業で機密情報を共有する際に非常に重要です。例えば、社外パートナーに資料を共有する際、ダウンロードを制限することで、情報の不正な持ち出しを防ぐことができます。
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