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Google Workspaceを「年間プラン」で使うメリット。フレキシブルプランとの比較。

コラム更新日:2023.05.23

Google Workspace は年間プランとフレキシブルプランの2つの契約形態があります。それらの比較、年間プランのメリットと注意点、どちらを選ぶべきかを解説します。Google Workspace 導入、プラン変更の検討材料にしてもらえればと思います。

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フレキシブルプランと年間プランの概要、比較表

Google Workspace はフレキシブルプランと年間プランの2つの契約形態があります。以下で、それぞれについて解説します。

フレキシブルプランの概要

フレキシブルプランは、各ユーザーアカウントの料金を月ごとに支払う形式です。アカウントの追加や削除は自由に行え、請求はその月に存在したアカウントのみに対して行われます。また、サービスはいつでもキャンセル可能であり、解約料は一切発生しません。

年間プランの概要

年間プランは、1年または複数年の利用を前提としたものです。料金は購入したライセンスの数に基づいて設定されます。従業員数が増えた場合、追加のライセンスを購入することで対応できますが、ライセンス数に応じて月額料金が増加します。ただし、ライセンス数を減らし、月額料金を削減することは契約期間の終了時にのみ可能です。

年間プランとフレキシブルプランの比較表

年間プランとフレキシブルプランを一覧で比較します。

フレキシブルプラン 年間プラン
契約期間 縛りなし 契約開始時に購入したライセンス分のサービスの利用を1年以上継続する必要あり
サービスの解約 いつでも可能。解約料なし。 契約期間分の利用料金をお支払いいただく必要あり(早期にキャンセルした場合も同様)
月額 ・Business Starter:¥816
・Business Standard:¥1,632
・Business Plus:¥2,448
・Enterprise各種:お問い合わせ
・Business Starter:¥680
・Business Standard:¥1,360
・Business Plus:¥2,040
・Enterprise各種:お問い合わせ
年額 ・Business Starter:¥9,792
・Business Standard:¥19,584
・Business Plus:¥29,376
・Enterprise各種:お問い合わせ
・Business Starter:¥8,160
・Business Standard:¥16,320
・Business Plus:¥24,480
・Enterprise各種:お問い合わせ
ライセンスの追加 いつでも可能(その分のご利用料金が毎月のお支払いに追加される) 同左
ライセンスの削減 いつでも可能(月額料金が減額される) 契約の更新時のみ可能。更新までは、購入したすべてのライセンスのご利用料金

年間プランのメリット

大幅なコストダウン

年間プランの最大のメリットは、コストの削減にあります。従業員が多い企業であれば、より大きなコストダウンの恩恵を受けることが可能です。

管理の簡素化

フレキシブルプランをご利用の場合、請求書が毎月届くので毎月の経理作業が発生します。年間プランであれば、これを1回で済ますことができます。

年間プランの注意点

契約期間中の解約・返金ができない

年間プランを契約期間中に解約する場合、返金はできません。

ライセンス数を減らす場合、返金はできないが別ユーザーを登録できる

契約期間途中でユーザーライセンスを減らす場合、ご返金ができません。ただし、増えることもあるのであれば、ユーザーを削除後に空いたライセンスを使って新たなユーザーを登録できるため、ロスは少ないです。割引によるコスト削減と毎月の増減によるロスを比較してみると、どちらを選ぶかの検討が深まると思います。

前払いする必要がある

フレキシブルプランは後払いですが、年間プランは1年分の料金を前払いする必要があります。使い続けることが決まっているのであれば、前払いにしても大きな問題はないかと思います。

どちらのプランを選ぶべきか

フレキシブルプランを選ぶべきケース

  1. 従業員数の変動が大きい組織
  2. 従業員数が減る見込みがある組織

契約の際のライセンス数を下回る可能性がある場合は、フレキシブルプランを選択する方が良いかも知れません。しかし、契約の際のライセンス数を下回り損をしてしまっても、年間プランの割引額の方が大きければ相殺されると考えれば、年間プランを選んでも良いでしょう。

年間プランを選ぶべきケース

  1. 従業員数が多い組織
  2. 従業員が増え続けている組織

大きい組織ほど値引かれる金額も大きくなるので、年間プランの恩恵を受けやすくなります。また、従業員が増え続けている組織は、契約の際のライセンス数を下回る可能性が少ないので、年間プランの方がお得に Google Workspace を使うことができるでしょう。

フレキシブルプランから年間プランへの変更方法

フレキシブルプランを利用中の方も、途中から年間プランへ変更することが可能です。変更のタイミングで、Google Workspace が停止することはなく、すぐに変更することができます。コストダウンできる可能性も高いので、是非ご検討ください。TSクラウドにご連絡いただければ、既に利用中の方でも新規導入の方でも、お見積りを作成させていただきます。

年間プランに関するよくある質問

Q. TSクラウドと契約した場合、新規でアカウントを追加する場合はどのようにすれば良いですか?

専用リクエストフォームをご用意しており、「フォームでのご連絡>>弊社よりご請求書送付>>追加のご希望日までにお振込み」というフローとなります。その後、利用者様にて追加のユーザー作成が可能です。ご請求金額は、弊社にて残りの契約期間分を日割りで算出します。

Q. 契約先の変更日によっては損しませんか?

Google とフレキシブルプランを契約されている場合は、移行日までの日割りの料金が Google から請求されるため、金額的に損をすることはございません。Google と年契約をされている場合は、契約期間中に契約先変更をしてしまうと、残りの期間のコストが返ってこないため、Google との契約終了日に近いお日にちでの切り替えをお勧めしております。

Q. Google からTSクラウドに契約先を変更すると、Google には質問できなくなりますか?

TSクラウドと Google の両方に問い合わせができるようになります。

Google Workspace に関する問い合わせはTSクラウドへ

この記事では、Google Workspace の年間プランについて解説してきました。年間プランでのご契約を検討中の方は、Google Workspace の正規代理店である「株式会社TSクラウド」にお問い合わせ下さい。既に利用中の方でも新規導入の方でも、お見積りを作成させていただきます。

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