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コラム更新日:2025.06.02

「業務効率化のため、Google Workspace を導入を検討したいが、セキュリティへの懸念が拭えない」

特に専任の IT 担当者を確保しにくい中小企業の皆さまにとっては、情報漏洩リスクや運用の負担が導入のハードルとなりがちです。しかし、Google Workspace は、そうした課題に対し、高度なセキュリティ機能を標準で備え、企業の重要な情報資産を保護する設計になっています。

この記事では、Google Workspace が安心してご利用いただける理由と、提供されている具体的なセキュリティ対策について解説します。安心・安全な環境で業務効率化を実現するための情報として、参考にしてください。

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執筆・監修:TSクラウド編集部

Google Workspace 正規代理店のうち、最も高いランクのプレミア資格を持っています。業界歴 17 年、延べ 3,500 社以上へのサービス提供で培った知識と経験を活かし、Google Workspace の情報を発信しています。

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Google Workspace のセキュリティ対策は信頼できる!その理由は?

Google Workspace(グーグルワークスペース)は、全世界500万企業で導入されているクラウド型のグループウェアです。 個人事業から大企業まで幅広い企業に導入されており、 日本では 全日本空輸株式会社 株式会社帝国ホテル 富士フイルムホールディングス株式会社 など、 多くの企業が業務に活用しています。数多くの企業に導入される理由のひとつはセキュリティ対策で、非常に高い評価を得ています。

Google Workspace の運営元である Google は、常に最新のセキュリティ対策を実施するだけでなく、 第三者機関による監査を定期的に受けており、徹底したセキュリティ対策を導入しています。 Google Workspace は Google の強力なセキュリティ基盤によって保護された安全なクラウドサービスとして利用することができ、信頼性も高いです。

Google のセキュリティ体制:専門チームとセキュリティ第一の組織文化

Google は、セキュリティを最も重要視しています。そのため、全ての従業員が「セキュリティ第一」で考えるという意識が、文化として深く根付いています。

さらに、日々進化する脅威に対抗するため、Google では世界トップレベルのセキュリティ専門家チームが従事し、24時間365日体制でシステムを監視。また、万全の保護体制を維持するため、ソフトウェア開発の全プロセスにセキュリティ機能を組み込んでいます。Google Workspace においても、万が一、問題が確認された場合は、Google Workspace のインシデント管理チームが迅速な対処にあたり、分析や修復を踏まえたトータル的な問題解決に努め、ユーザーへの影響を最小限に抑えています。

堅牢なセキュリティのデータセンター:災害時でも安心

Google のデータセンターは、物理的なセキュリティ対策も万全です。強固なセキュリティチェック、監視カメラ、生体認証システムなどにより、不正なアクセスを徹底的に排除。また、データは複数の場所に分けて保存されており、どこか一つのデータセンターで非常事態が起きても、他の場所のデータで業務を継続できる仕組みになっています。このため、災害発生時でもデータ消失のリスクを最小限に抑え、事業継続を支援します。データセンターにおける具体的なセキュリティ対策は、以下の動画をご覧ください。

回復力のあるインフラ:予期せぬ事態でも業務を止めない

Google のアプリケーションとネットワークのアーキテクチャは、信頼性と稼働時間の2つを重視して設計されています。Google の各サーバー、各データセンターに分散されたデータは、マシンに障害が発生した場合だけでなく、データセンター全体に障害が発生した場合でも引き続きデータにアクセス可能です。Google はデータセンターを世界各地に所有しているため、24時間、365日継続して利用できます。

Google がインフラストラクチャのセキュリティについて採用しているアプローチは統合的なもので、ハードウェアインフラストラクチャをはじめ、サービスの導入、ユーザー ID、ストレージ、インターネット通信、運用上のセキュリティなど、複数の層にわたって連携して機能しています。詳しくは、インフラストラクチャセキュリティ設計に関するホワイトペーパーをご覧ください。

データの暗号化:通信経路も保存データも保護

Google は、メールの安全な接続方法である Transport Layer Security(TLS)使用において、業界をリードしてきました。Gmail ではデフォルトで TLS接続 が有効となっています。これにより、TLS接続 の有効なサーバーとのやり取りにおいて、送信と受信の両方のメールトラフィックでメールが暗号化され、第三者による盗聴や改ざんを防止します。

セキュリティチームによる監視:常に脅威から保護

Google のセキュリティ専門チームは、常にシステムを監視し、不審なアクティビティや新たな脅威の兆候を検知しています。万が一、脅威が検知された場合は、迅速に対応し、被害を未然に防ぐための措置を講じます。

信頼できるセキュリティが備えられている Google Workspace を導入し、業務効率化を図りたいとお考えの方向けに、「TSクラウドの Google Workspace 導入ガイド3点セット」 をご用意しました。セキュリティに配慮したスムーズな導入のために、ぜひ一度ご覧ください。⇒ 無料で資料ダウンロードする

第三者機関によるセキュリティの定期監査

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Google は、クラウドサービスを提供する上で、セキュリティ、プライバシー、コンプライアンスの管理を維持するため、継続的に第三者機関からの監査を受けており、企業や組織が安心して利用できる客観的な指標となります。複数の独立した第三者機関による監査の内容を一部ご紹介します。

ISO/IEC 27001、ISO/IEC 27017、ISO/IEC 27018、SOC 2/SOC 3、FedRAMP、PCI DSS といった国際的なセキュリティ認証を取得しており、Google Workspace がグローバルスタンダードの高いセキュリティ基準を満たしている証です。これらの認証は、情報セキュリティマネジメントシステム、クラウドセキュリティ、個人情報保護など、滝にわたる項目について評価されるものであり、ビジネスで安心して利用できる客観的な指標となります。

これほどまでにセキュリティへ注力している Google が提供する Google Workspace の機能や導入事例、導入をスムーズに進めるためのポイントをまとめた資料をご用意しました。安心のセキュリティ基盤の上で、どのような業務効率化が実現できるのか、ぜひご覧ください。⇒ 無料で資料ダウンロードする

Google Workspace の主なセキュリティ対策

Google Workspace では、利用状況に応じて、企業が自らセキュリティレベルを高めるカスタマイズも可能です。ここでは、Google Workspace の主なセキュリティ対策をご紹介します。

厳格な認証(2段階認証・セキュリティキー)でなりすまし防止

ID とパスワードだけでなく、スマートフォンへの確認コード送信やセキュリティキーを組み合わせる2段階認証の利用で、不正アクセスを強力にブロックします。これにより、万が一パスワードが漏洩した場合でも、第三者によるなりすましログインを防ぎ、アカウントを保護します。

不審なログインを監視

Google Workspace のアラートセンターでは、組織の管理者にドメイン内のアクティビティに関するアラートと実用的なセキュリティ分析情報を提供し、フィッシング、マルウェア、不審なアカウント、不審なデバイスアクティビティといった脅威をアラートします。管理者は、通知をアラートセンターで確認し、ユーザーへの教育や設定の変更などの対応をとることで、セキュリティ上の驚異から組織を保護できます。

アラートは、セキュリティ対策の中でも非常に重要な機能であり、問題の発生を早期発見するために、是非活用していただきたい機能です。アラートのほかにも、今すぐ見直したいセキュリティ対策が学べるお役立ち資料を配布中。被害に遭う前に、セキュリティ対策の見直しにご活用ください。⇒ 無料で資料ダウンロードする

Gmail やチャット、Google ドライブ上のファイルを暗号化

Google Workspace のセキュリティ戦略において、暗号化は重要な要素です。前述の「データの暗号化」に加え、Google Workspace では各サービスにおける利用シーンに応じた暗号化が施されています。

例えば、Gmail で送受信されるメール本文や添付ファイル、Google Chat のメッセージ、Google ドライブに保存されたファイルなどのデータ保護に役立っています。これにより、日々の業務で利用するさまざまなデータの取扱が安全です。

高度なメールセキュリティで迷惑メール検出の精度は99.9%

Gmail は、Google の機械学習モデルにより、スパムやフィッシング詐欺、マルウェアから受信メールを保護します。他の保護機能と組み合わせることで、Gmail の受信トレイに到達する迷惑メールの99.9%以上をブロックできます。これにより、従業員が誤って悪意のあるメールを開いてしまうリスクを大幅に低減します。

Gmail の添付ファイルをダウンロード前にウイルススキャン

マルウェア添付ファイルは、ユーザーのパソコンに悪意のあるソフトウェアをインストールし、個人情報や ID の盗難、他のパソコンへの攻撃を行います。Google の重要な保護手段のひとつに、添付ファイル用のマルウェアスキャナがあります。有害なコンテンツをブロックするために、毎週3000億を超える添付ファイルを処理しています。これにより、マルウェアに感染したファイルが社内に持ち込まれるリスクを未然に防ぎ、安全なファイル共有を実現します。

Google Workspace のセキュリティに関するよくある質問

Google Workspace のセキュリティについて、よくある質問をまとめました。

データが消失する危険性はあるか?

Google Workspace 内で作成されたデータは Google によって何重にもバックアップがとられ、世界各地のデータセンターに分散して保管されています。データ消失の可能性はゼロではありませんが、自然災害や停電による地域的な被害によるデータ消失のリスクはほとんどありません。また、Google の堅牢なデータセンターへ強盗が侵入しデータが盗まれるリスクも低いと言えるでしょう。

Google Workspace は情報漏洩のリスクはあるか?

データ漏洩には様々な要因があります。Google Workspace ではアカウントの二段階認証や不審なログインのアラート、Gmail の保護機能などといった多様なセキュリティ対策を備えることで、それらの要因によるデータ漏洩のリスクを低減しています。

Enterprise 以上のプランでは更に強固な情報セキュリティ機能の「DLP」を備えています。DLP を使用することで、企業内でのデータの流れを監査するだけでなく、警告やブロックを有効にしてユーザーが機密データを送信できないように設定できます。

ただし、自社の利用状況にあわせた設定にしていない場合、情報漏洩などにつながる恐れがあります。自社のセキュリティは万全でしょうか?お役立ち資料「中小企業のための Google Workspace セキュリティ対策ガイド(チェックシート付き)」で、情報漏洩リスクからビジネスを守りましょう。⇒ 無料で資料ダウンロードする

データはどこに保存されているか?

Google Workspace のデータセンターは世界各地にあります。 2023年4月13日には、国内初のデータセンターが千葉県印西市に開設されました。
参考:Google Japan Blog 「千葉県印西市にデータセンターを開設」

特定のデータの保管場所を選択したい際は、Google Workspace のデータリージョンを選択することで、アメリカまたはヨーロッパ各地に保管できるだけでなく、世界各地に分散して保管することも可能です。サポート対象のエディションを使用していない場合、ポリシーの対象外となります。

Enterprise データリージョンは、Enterprise Plus に含まれており、Fundamental データリージョンは、Frontline、Business Standard および Plus、Enterprise Standard、Enterprise Essentials に含まれています。

Google にデータを悪用される可能性はあるか?

クラウド化を敬遠している企業の中には、Google にデータを悪用される危険性がないか気になる方もいるようです。Google では、個人情報にアクセスできる担当者を、情報の処理のためにその情報を必要とする Google の社員、請負業者または業務委託先、および代理人に限定しており、いずれも、厳格な契約上の守秘義務を負っています。

また、Google によると、ユーザーのデータは Google ではなくユーザーに帰属するものとして、Google が第三者に販売することはありません。Google Workspace においては、広告が表示されない仕様になっており、Google が広告を目的に Google Workspace のサービスからデータを収集したり、利用したりすることも一切ありません。

サービスのメンテナンスなどで使えなくなることはあるか?

Google Workspace で使用するデータは、Google の各サーバー、各データセンターにバックアップされた状態で分散して保存されています。サーバーやデータセンターに障害が発生した場合でも、世界各地にあるデータセンターの存在により24時間365日継続して利用することが可能です。メンテナンス等でサービスが利用できなくなるということもありません。

パソコンや USB メモリの紛失による情報漏洩を防止できるか?

Google Workspace のモバイルデバイス管理(MDM)機能を利用すれば、紛失したスマートフォンやタブレットのデータを遠隔でロックしたり、消去したりすることができます。また、Google ドライブの共有設定を適切に行うことで、USBメモリなどへの安易なデータコピーを防ぎ、情報漏洩リスクを低減できます。

Google Workspace で実現する、中小企業の安心・安全な IT 環境

本記事では、Google Workspace のセキュリティ対策が信頼できる理由と、中小企業にとってのメリットを解説しました。 Google Workspace は Google の強力なセキュリティ基盤によって保護されており、安心してご利用できるグループウェアです。 セキュリティ面の信頼性は高く、標準機能以外にも2段階認証や迷惑メールフィルタといったカスタマイズできるセキュリティ項目も備えられています。 自社の利用状況に応じたセキュリティ対策を行えることは、企業にとって大きな利点となり、安心して業務に取り組めるでしょう。

Google Workspace の導入をご検討中の方や、基本機能や料金形態が知りたいという方には、まずはこちらの「TSクラウドのGoogle Workspace導入ガイド3点セット」がおすすめです。

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参考サイト

Google Cloud「Google Workspace セキュリティホワイトペーパー」
Google Workspace「Google Workspace で仕事をより安全に」
Google Workspace 管理者 ヘルプ「高度な保護機能プログラムでユーザーを保護する」
Google Workspace 管理者 ヘルプ「データの地理的な保管場所を選択する」
Google データセンター「データセンターの所在地を見る」
Google Workspace 管理者 ヘルプ「安全な TLS 接続でメールを送信する」
Google Workspace 管理者 ヘルプ「データ リージョンの対象となるデータ」
Google ポリシーと規約

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