Google Workspace Business Starter とは。何ができる?機能・料金・プランの違い

コラム更新日:2026.01.14

仕事に必要なものをひとつにまとめたビジネス向けのクラウド型グループウェアサービス「Google Workspace」。中でも Business Starter は、基本的な機能を備えたコストパフォーマンスの高いプランです。

本記事では、Business Starter の具体的な機能や料金、解決できる課題、おすすめの企業タイプ、さらには他のプランとの比較など、徹底的に解説します。

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執筆・監修:TSクラウド編集部

Google Workspace 正規代理店のうち、最も高いランクのプレミア資格を持っています。業界歴 17 年、延べ 3,500 社以上へのサービス提供で培った知識と経験を活かし、Google Workspace の情報を発信しています。

目次

Google Workspaceプラン選択ガイド

Google Workspace Business Starter とは?

Google Workspace は、仕事に必要なものをひとつにまとめた「ビジネス向けのクラウド型グループウェアサービス」です。中でも Business Starter は、300人以下の小規模な企業向けに、基本的な機能を備えたコストパフォーマンスの高いプランです。

ユーザーあたり 30 GB のストレージで、さまざまなデータ共有を可能にします。また最大 100 人参加可能なビデオ会議で、スムーズなコミュニケーションを実現。Gmail、カレンダー、ドライブ、ドキュメント、スプレッドシート、スライド、フォーム、チャットなどの基本機能に加え、生成 AIツール Gemini の一部も利用できます。コストを抑えながら、とりあえず使ってみたいという企業におすすめです。

Google Workspace Business Starter の料金と主要機能

ここでは Business Starter の料金と使える主要機能についてそれぞれ解説していきます。

Google Workspace Business Starter の料金

Google Workspace Business Starter の料金は、1ユーザーあたり月額 ¥800(税別・1年契約の場合)となっています。

Google Workspace Business Starter の主要機能

Google Workspace Business Starter には、ビジネスの基盤となる以下のアプリケーションが含まれています。

アプリケーション 主な機能
Gmail 独自ドメインのメールアドレスが利用可能。各ユーザーに 30 GB のクラウドストレージが提供され、メールとファイルを効率的に管理。
Googleドライブ ユーザーあたり 30 GB のクラウドストレージがプールされ、ファイルの保存、共有、共同編集が可能。どこからでもファイルにアクセスでき、リモートワークや外出先でのスムーズな作業が可能。
Googleドキュメント
Googleスプレッドシート
Googleスライド
オンラインで文書、表計算、プレゼンテーションを作成可能。リアルタイムでの共同編集に対応し、複数人での同時作業により資料作成の効率が大幅に向上。
Google Meet 最大 100 人が参加可能なビデオ会議ツール。会議の最長時間は 24 時間。顔を見ながらのコミュニケーションにより、リモートワークにおけるチームの一体感が向上。
Google Chat ビジネス向けのチャットツール。個別チャット、グループチャット、スペースでの共同作業が可能。ファイル共有やビデオ通話なども充実。
Googleカレンダー スケジュール管理、会議室の予約など、チーム全体のスケジュール調整を効率化。
Gemini Gmail の Gemini AI アシスタントで文章作成サポートが利用可能。Gemini アプリで AI とチャットができる。 ※Business starter では、Gemini の利用に制限があります。

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Google Workspace Business Starter によって解決できること

Google Workspace Business Starter は、中小企業が日々直面するさまざまな業務課題を、クラウドツールの力で効率的に解決します。

紙ベースの業務から脱却し、共有ドライブで一元管理したい

「あの資料、どこにある?」といった書類探しの時間は、業務の生産性を著しく低下させます。Business Starter を導入すれば、紙の書類や個人の PC に眠っているデータを Google ドライブへ集約し、組織全体で一元管理することが可能です。

特に「共有ドライブ」の活用は、データ管理のあり方を根本から変えます。従来の管理方法とは異なり、ファイルは個人ではなく「組織」に帰属するため、作成者が退職してもデータが消える心配はありません。必要な時に、必要なメンバーがすぐに最新の資料にアクセスできる環境を構築することで、脱・アナログと情報の属人化解消を同時に実現できます。

ただし、Business Starter における共有ドライブは、一部の機能に制限がかかっていることに留意が必要です。

リアルタイム共同編集で、会議や資料作成の時間を短縮したい

従来の資料作成では、「ファイルをメールで送り合う」「各々の修正を統合する」といった膨大な手間が発生していました。Google ドキュメント、スプレッドシート、スライドを活用すれば、複数のメンバーによる「リアルタイム共同編集」が可能になります。

会議中に全員で議事録を同時に書き込んだり、一つのプレゼン資料を分担して一気に仕上げたりできるため、手戻りや待ち時間が大幅に削減されます。変更履歴は自動で保存されるため、過去のバージョンへの復元も容易です。「最新版がどれかわからない」というストレスから解放され、チームのスピード感を最大化できます。

チャットやビデオ会議を活用し、コミュニケーション不足を解消したい

テレワークの普及や拠点の分散により、社内のコミュニケーション不足は大きな課題です。Business Starter には、ビジネス専用の「Gmail」に加え、チャットツール「Google Chat」やビデオ会議ツール「Google Meet」が標準搭載されています。

メールを打つほどではないちょっとした相談は Chat で即座に。対面でのニュアンスが必要な場面では、カレンダーからワンクリックで Meet を開始できます。最大 100 人まで参加可能なビデオ会議は、物理的な距離を感じさせないスムーズな情報共有を可能にし、チームの結束力を高め、意思決定の速度を向上させます。

管理者として社内のアカウントやセキュリティを適切に制御したい

ビジネスでツールを利用する際、最も懸念されるのがセキュリティです。Business Starterでは、管理者向けの「Google 管理コンソール」が提供され、社内のアカウントを一括でコントロールできます

ユーザーの追加・削除はもちろん、2段階認証の設定やモバイルデバイスの管理まで、簡単に行えます。また、監査ログやレポート機能により、誰がいつデータにアクセスしたかを把握できるため、内部不正の抑止や万が一のトラブル時の迅速な対応が可能です。

ただし、Business Starter におけるセキュリティ機能には、一部制限がかかっていることに留意が必要です。

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Google Workspace Business Starter はこんな企業におすすめ

Google Workspace Business Starter は、特に以下のような企業にとって最適なプランです。

  • 従業員数 300 名以下の企業
    Business Starter は、比較的小規模なチームや組織向けに設計されており、300 名までのユーザーに対応しています。これ以上の規模の企業には、より大規模な組織向けのプランが適しています。
  • 1 ユーザーあたりのクラウドストレージ容量が 30 GB 以内で十分な企業
    Googleドキュメント、スプレッドシート、スライドなどのファイル作成や、Gmail のメールデータなどを保存する際に、1 ユーザーあたり 30 GB のクラウドストレージが提供されます。日常的な業務で動画ファイルや高解像度の画像ファイルなど容量の大きなファイルを扱うことが少ない企業であれば、この容量で十分対応可能です。
  • ビジネス向けの独自ドメインメールアドレスが必要な小規模事業者
    Gmail や Google Chat を活用することで、テキストベースの迅速な情報交換が可能になり、コミュニケーション不足を解消します。
  • まずは Google Workspace を試してみたい企業
    Google Workspace の基本的な機能や使い勝手を試してみたいと考えている企業にとって、最も手軽に導入できるプランです。将来的に利用規模が拡大した場合でも、上位プランへのスムーズな移行が可能です。

これらに合致する企業であれば、Google Workspace Business Starter のプランは、コスト効率良く、かつ効果的にコラボレーションと生産性を向上させるための強力なツールとなるでしょう。

他プランとの比較一覧

Google Workspace には、Business Starterの他にも、企業の規模やニーズに合わせてさまざまなプランが用意されています。ここでは、主要なプランを比較し、貴社に最適なプランを選ぶためのヒントを提供します。

  Business Starter Business Standard Business Plus Enterprise StandardPlus
料金 ¥800 ¥1,600 ¥2,500 Standard:¥3,060
Plus:¥3,980
対象 中小企業向けの基本的な機能とコストパフォーマンスを重視したプラン。最大 300 ユーザー。 より大容量のストレージや高度なWeb会議機能、チームでの共有ドライブを求める企業向け。最大 300 ユーザー。 さらに高度なセキュリティ、データ保持、Google Vault を必要とする企業向け。最大 300 ユーザー。 大企業向けの無制限ストレージ、高度な管理機能、セキュリティ・コンプライアンス要件に対応。ユーザー数無制限。
特長 30 GB のストレージ、ビデオ会議(最大100 人)、共同編集可能なドキュメント。共有ドライブ機能(制限あり) 2 TB のストレージ、ビデオ会議(最大 150 人、録画機能付き)、共有ドライブ機能。Google Cloud Search によるドメイン内検索とアシスト機能。 5 TBのストレージ、ビデオ会議(最大 500 人、出席状況を確認)、高度なセキュリティと管理機能、Google Vault(データ保持と電子情報開示)。 必要なだけ多くのストレージ、ビデオ会議(最大1,000 人以上、ノイズキャンセリング、会議室でのライブストリーミング)、高度なセキュリティ、データ管理、サポート。
メリット 低コストで主要な機能を網羅しており、クラウドツールの導入が初めての企業に最適です。 大量のファイルやビデオ会議の録画が必要な企業、Cloud Search を用いてファイル検索を容易に行いたい企業に向いています。 大量のファイルを扱う企業や、ビデオ会議を頻繁に利用する企業に適しています。また、高度なセキュリティと管理機能、Google Vault が使えるという点も特徴です。 大規模な組織や、非常に複雑なIT要件を持つ企業に最適です。


各プランの詳細な機能比較や、より詳しい情報は以下でご確認いただけます。貴社の現状と将来的なビジョンに合わせて、最適なプランを選びましょう。

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Google Workspace Business Starter の導入方法

Google Workspace Business Starter の導入については 4 つの手順で行います。

  1. 体制の決定: 利用人数や移行計画など、導入に必要な体制を確立します。
  2. 必要物の準備: 独自ドメインや会社のクレジットカードなど、契約に必要なものを準備します。
  3. 契約の申し込み: Google または代理店経由で Google Workspace を申し込みます
  4. 初期設定と利用開始: 契約後、初期設定を経て利用を開始します。

さらに詳しい導入手順については下記の記事をご覧ください。

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Google Workspace Business Starter は、中小企業の生産性向上とコスト削減を同時に実現する強力なクラウドツールです。Google の安心なセキュリティとクラウドならではの柔軟性で、紙ベースの非効率な業務からの脱却、情報共有の活性化、コミュニケーション不足の解消、リモートワークへの対応といった現代ビジネスの多くの課題を解決し、貴社のビジネスを次のステージへと進めます。

初期費用を抑えつつ必要な機能を網羅しているため、クラウドツール導入が初めての企業でも安心してスタートできます。株式会社TSクラウドでは、お客様の課題や状況を踏まえたプラン・導入計画の提案サポートも行っていますので、お気軽にご相談ください。

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