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コラム更新日:2024.06.14

Excel(xlsx.ファイル)をGoogleスプレッドシートで開く方法やスプレッドシートをExcelに変換して書き出しする方法、Excelをスプレッドシートに変換する際の注意点などについて解説しています。ExcelとGoogleスプレッドシートの互換性を理解し、効率的に作業を行いましょう。

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ExcelをGoogleスプレッドシートで編集する必要性

ExcelとGoogleスプレッドシートの互換性は、ファイル形式の変換を行うことで実現されます。ExcelファイルをGoogleスプレッドシートで開くことで、Excelの機能を保持しつつ、Googleスプレッドシートの以下のような機能を利用することが可能になります。


  • 複数人でもリアルタイムでの共同編集が可能
  • 複数のデバイス間でも作業が可能
  • 変更履歴をバージョンとして保存しているため、間違えて削除や編集をしてしまっても以前のバージョンへ戻すことが可能
  • 作業を自動的に保存してくれる自動保存機能
  • コメント機能を使うことで、シート内でコミュニケーションが可能


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ExcelをGoogleスプレッドシートで開く方法

手順1:Googleドライブにアクセス

Googleアカウントにログインしていない場合は、ログインを求められます。

手順2:Excelファイルのアップロード

Googleドライブのホーム画面で「+新規」ボタンをクリックし、「ファイルのアップロード」を選択します。その後、アップロードしたいExcelファイルを選択します。

+新規ボタン

ファイルのアップロード

手順3:Googleスプレッドシートで開く

アップロードしたExcelファイルを右クリックし、「アプリで開く」>「Googleスプレッドシート」を選択します。これで、ExcelファイルがGoogleスプレッドシート形式で開かれ、編集できます。

アプリで開くからGoogleスプレッドシート

手順4:Googleスプレッドシートとして保存

Googleスプレッドシートの画面上部にある「ファイル」メニューをクリックし、「Googleスプレッドシートとして保存」を選択します。これにより、Excelファイルがスプレッドシートとして保存されます。

Googleスプレッドシートとして保存を選択

スプレッドシートをExcelに変換して書き出しする方法

手順1:ダウンロードオプションの選択

変換したいGoogleスプレッドシートの画面上部にある「ファイル」メニューをクリックし、「ダウンロード」>「Microsoft Excel(.xlsx)」を選択します。

ダウンロード

手順2:ダウンロードの完了

ダウンロードが完了したら、ダウンロードフォルダを開き、新しくダウンロードしたExcelファイルを開きます。これで、GoogleスプレッドシートがExcelファイルに変換され、ExcelはローカルのデバイスでExcelとして開けます。

Excelとして開ける

Excelをスプレッドシートに転換する際の注意点

体裁が崩れることがある

GoogleスプレッドシートとExcelは、基本的に同じような機能を持っていますが、それぞれ独自のフォーマットを持っています。そのため、Excelをスプレッドシートに転換する際、レイアウトやフォーマットが壊れることやグラフや図形が崩れることがあります。

関数がエラーになることがある

ExcelとGoogleスプレッドシートでは、一部の関数や機能について互換性がない場合があります。そのため、Excelの関数をそのままスプレッドシートに移行すると、エラーが発生することがあります。

オーナー変更できない

オーナー変更ができない理由としてファイル形式があげられます。Googleドライブ内に格納されていても、全てのファイルのオーナー変更が可能なわけではなく、特定の形式のファイル(WordやExcel、動画ファイルなど)はオーナー変更が制約されています。制約を解消するためには、ファイルをコピーすることでオーナー変更と同様の効果が得られます

Excelとスプレッドシートの違い

Microsoft ExcelとGoogleスプレッドシートは、世界中の多くのユーザーに利用されている表計算ツールです。この2つのツールは似ていますが、いくつかの違いがあります。

アクセシビリティ

Googleスプレッドシートの最大の利点の1つは、クラウドベースであることです。これにより、どのデバイスからでもアクセスして編集できます。また、インターネット接続があれば、場所を選ばずどこからでも作業可能です。一方、Microsoft Excelはデスクトップベースのツールであり、ファイルはローカルに保存されます。

共有と共同編集

Googleスプレッドシートは、リアルタイムでの共同作業と編集を可能にします。これにより、複数のユーザーが同時に同じスプレッドシートを編集し、変更をリアルタイムで見ることが可能です。一方、Microsoft Excelは、共有と共同編集は可能ですが、その操作感や履歴管理に違いがあります。

関数と機能

Excelとスプレッドシートは、基本的な表計算機能ではほぼ同等ですが、高度な関数や機能についてはいくつかの違いがあります。例えば関数では、Excelにはあってスプレッドシートにはない関数、反対にスプレッドシートにはあってExcelにはない関数があったり、引数が異なったりする点にも違いがあります。

セキュリティとプライバシー

Excelはローカルでデータを保存するため、ユーザーのコントロール下にあります。一方、Googleスプレッドシートはクラウドベースで、Googleのセキュリティプロトコルに依存します。

Google Workspaceに関する問い合わせはTSクラウドへ

ExcelをGoogleスプレッドシートで編集したり、スプレッドシートをExcelに変換して書き出したりすることは簡単ですが、変換する際には、関数の違いやオーナーの変更など、いくつかの注意点があります。これらを理解し適切に対応することで、効率的に作業を進めましょう。

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