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独自ドメインとは?取得するメリットと取得方法、無料ドメインのリスクについて

コラム更新日:2022.11.07

独自ドメインとは、自分の好きな文字列を使ったオリジナルのドメインのことです。独自ドメインを活用して「〇〇@gmail.com」や「~@yahoo.co.jp」などではなく、独自のメールアドレスを作りたいという方もいるでしょう。この記事では、独自ドメインの概要や取得のメリット、独自ドメインの取得方法などについて解説します。

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そもそも「ドメイン」とは何か?

ドメインとは、「インターネット上の住所のこと」で、Webサイトがどこにあるのか判別する際の情報として利用されます。ドメインは、WebサイトのURLやメールアドレスのなかに存在しています。

例えば、Webサイトであれば、「https://abcd-domain.com」の「abcd-domain.com」の部分、メールアドレスであれば、「mail@abcd-domain.com」の「abcd-domain.com」の部分が、ドメインにあたります。

独自ドメインとは?

独自ドメインとは、自分の好きな文字列を使うことができる、世界に1つしか存在しないオリジナルのドメインです。独自ドメインは、会社のWebサイトやメールアドレス以外にも、個人のブログなどにも利用されており、法人や個人を問わず誰でも取得可能です。

なお、独自ドメインと似ている言葉に、「共有ドメイン」があります。共有ドメインとは、サーバー会社などが提供するドメインとなり、サーバー会社のドメインの一部を借りて利用する仕組みのため、ドメイン全体を自分の好きな文字列にすることはできません。無料や低価格で手軽に取得できる一方で、サービスの提供が終了した場合は使用できなくなってしまうといった注意点があります。

独自ドメインはなぜ必要なのか、取得のメリット

独自ドメインがなぜ必要なのか、取得のメリットと合わせてご紹介します。

メリット①オリジナルの文字列を選べる

先述しているように、独自ドメインはオリジナルの文字列を選べるという特徴があります。自社サイトのイメージに適した文字列を選択することで、サイトの内容や世界観をドメイン名で表すことも可能です。独自ドメインは覚えてもらいやすいため、ブランドイメージを確立する要素としての利用もできるでしょう。

メリット②Webサイトと同じドメインのメールアドレスが持てる

独自ドメインを取得すると、同じドメインを使ったメールアドレスの作成が可能となります。ビジネスにおいて利用する場合、自社のWebサイトのドメインと、メールアドレスのドメインに一貫性を持たせることで、安心感にもつながっていくでしょう。

メリット③取引先としての信頼性が上がる

ドメイン名に、会社やサイト名を含ませることで、取引先としての信頼性が上がることも、重要なメリットです。例えば、取引する会社のWebサイトのアドレスなどが、無料のドメインだと不安に感じる方もいるのではないでしょうか。不安要素を払拭し、安心して取引してもらえるようにするためにも、独自ドメインが与える印象を意識していくことが大切でしょう。

メリット④レンタルサーバー会社がサービスを終了しても使い続けられる

独自ドメインを取得すると、所有者は登録者となるため、レンタルサーバー会社がサービスを終了しても継続して利用可能です。継続して使用できることで、設定を変更するといった煩わしさがなく、削除されてしまうといったリスクも回避できます。


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独自ドメインの種類・おすすめのドメイン

独自ドメインを考えるにあたり、独自ドメインの種類を抑えておくと、自社のドメインを考える際に役立つでしょう。おすすめの独自ドメインについても紹介するので、自社の特徴と照らし合わせながら確認しましょう。

2つの独自ドメインの種類

1.gTLD

gTLDとは、generic Top Level Domainの略語で、分野ごとに分けられたトップレベルのドメインのことです。国に関係なく、誰でも取得可能で、代表例は以下の通りです。

  • 「.com」会社や商用サービス
  • 「.net」ネットワークサービスの提供者
  • 「.org」非営利団体s
  • 「.info」情報の提供者
  • 「.biz」ビジネス

2.ccTLD

ccTLDは、Country Code Top Level Domain の略語で、国や地域ごとに割り当てられたトップレベルのドメインのことを指します。代表例は以下の通りです。

  • 「.jp」日本
  • 「.uk」イギリス
  • 「.ca」カナダ
  • 「.au」オーストラリア

おすすめの独自ドメイン

おすすめの独自ドメインは、以下の通りです。

  • 「.com」世界で最も登録数が多いドメイン
  • 「.net」インターネット関連サイトに最適なドメイン
  • 「.jp」安心感と信頼性のある国産ドメイン

無料で独自ドメインは取得できるがリスクがある

独自ドメインの中には、無料で取得可能なサービスもありますが、取得にはリスクがあることを忘れてはいけません。無料で取得するリスクについて確認してみましょう。

信用度の低いドメインだと怪しまれやすい

ドメイン名には「取引先に信頼感を持ってもらう」という役割もありますが、無料の独自ドメインは、先述したような「.com」や「.jp」といった人気ドメイン名を取得できません。そのため、信用度の高いドメインを取得できず、怪しまれやすいという懸念があります。

「.com」や「.jp」は、取引先にしてみれば見慣れており、信頼してもらいやすい傾向にあります。しかし、無料ドメインの場合は、見慣れない文字列になることがほとんどです。それにより、警戒されやすくアクセスにつながらないという可能性も考えられるでしょう。

運営会社の都合で突然使えなくなる可能性がある

無料ドメインを提供する運営会社の都合でサービス提供を停止した場合、利用していたドメインが突然使用できなくなる可能性もあります。

このような状況になった場合、別会社でドメインを取得し引継ぎを行えばWebサイトの運営は続行できます。しかし、ドメイン名を変更するため、検索エンジンからの評価や、被リンクと呼ばれる外部サイトから自分のWebサイトへ向けられたリンクなどが、全てリセットされてしまいます。つまり、一からサイトを育てることになるため、時間や手間がかかることを意識しておく必要があります。

独自ドメイン取得に必要な料金

独自ドメイン取得の料金内容は、ドメインサービスによって異なりますが、基本的には1ドメインにつき年額1,000円から2,000円程度が相場と言われています。しかし、「.jp」といった見慣れているドメインは相場よりも高くなり、「.work」などの見慣れないドメインは、1円で購入できる場合もあります。

なお、有料ドメインは基本的に1年単位で更新になります。使用している途中で有効期限が切れてしまうことのないよう、自動更新の手続きを行うことをおすすめします。

独自ドメインの取得方法

独自ドメインの取得方法について、3つのステップに分けて解説していこう。

《取得ステップ1》自社に合った独自ドメインを考える

まずは、自社に合った一目で分かるような独自ドメインを考えてみましょう。ドメインは、自社サイトの住所を表すものになるため、覚えてもらいやすくなるよう以下のポイントを意識することをおすすめします。

  • 短くて覚えやすい
  • サイトの用途や目的に合っている
  • 社名やサイト名が一致している
  • 後から変更できないため慎重に考える

《取得ステップ2》希望するドメインを検索する

独自ドメインを考えたら、ドメインを販売するサイトの検索欄において、希望するドメイン名を検索します。検索によって、利用可能か確認できます。

《取得ステップ3》ドメインの購入手続きをする

利用可能か確認ができたら、購入の手続きを行います。基本的には、身分証明書などがなくてもクレジットカードさえあれば、購入手続きに進めますが、一部のドメインは特定の会社や団体しか取得できないため、注意が必要です。

例えば、「.ac.jp」は大学などのホームページに使用されるドメインのため、18歳以上の教育を対象にした大学や短大などしか使用できません。また、取得時は、履歴事項全部証明書の写しなどを提出し、ドメインサービス会社の審査を受ける必要があります。

独自ドメインに関するよくある質問

最後に、独自ドメインを取得するにあたって、よくある質問にお答えします。

ドメインの更新を忘れるとどうなるのか?

独自ドメインの取得は、有効期限があるため継続して利用したい場合は更新手続きを行う必要があります。更新を忘れてしまうと、ドメインの権利を放棄するものとして、一定期間後にはドメインはオープン化され、利用申請を行えば誰でも使用できるようになってしまいます。

しかし、期限終了までに更新を忘れてしまったからと言ってすぐにドメインが使えなくなるわけではありません。一定の「猶予期間」が存在するため、ドメインを再開できる可能性が高いです。猶予期間の間に再開の手続きを完了させることが重要になるため、速やかに対応しましょう。

ドメインを販売する会社に違いはあるの?

ドメインを販売する会社によって「料金」「取り扱うドメインの種類」「支払い方法」「ネームサーバー設定」「whois情報の公開代行」などに違いがあります。どのようなドメイン名にしたいのか、導入しているサーバーの性能はどういったものかなど、総合的に判断していけるとよいでしょう。

なお、レンタルサーバーとドメインを同時登録することで、独自ドメインが無料になるキャンペーンを打ち出す会社もあります。レンタルサーバーもコストに影響しているため、費用を抑えたい場合にはレンタルサーバー側のドメインキャンペーンの内容を確認することも重要でしょう。

独自ドメインとサブドメインの違いは?

サブドメインとは、独自ドメインを取得する際に、任意で設定するドメインのことです。双方の違いは、「どこで取得を行うか」です。独自ドメインは、ドメイン取得サービスで取得しますが、サブドメインは独自ドメインを登録しているサーバーの管理画面で設定を行います。

そのため、文字列の例としては、独自ドメインが「〇〇〇.com」とした場合、独自ドメインの先頭に文字列を挿入した「△△△.〇〇〇.com」がサブドメインとなります。

独自ドメインとサブドメインは、別のドメインとして検索エンジンに認識されるため、独自ドメインに付随したSEO評価は受けませんが、独自ドメインに文字列を付け加えるため、同じ会社のサービスやサイトとして認識されやすいです。

独自ドメインを使ってGoogle Workspaceを利用するならTSクラウド

「独自のメールアドレスを取得したい」「Webサイトとメールアドレスに統一感を持たせたい」などと考えている場合には、独自ドメインを取得することでメリットは大きいでしょう。また、独自ドメインを取得し、Google Workspaceを利用したいと考えている場合には、TSクラウドサービスの利用がおすすめです。Google Workspaceの申し込み前に独自ドメインを取得しておくと利用もスムーズでしょう。不明点あればお問い合わせ下さい。

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