Gmailのエイリアスの作り方|追加・設定する方法、活用シーン、注意点を解説
コラム更新日:2026.07.29
一つのGmailアドレスに対して、複数のメールアドレスを結びつけられる「エイリアス機能」。「エイリアスの作り方を知りたい」「エイリアス機能を使うメリット・デメリットを確認したい」という人もいるのではないでしょうか。
この記事では、Gmailのエイリアス機能の概要、メリット・デメリット、作成・設定方法、活用シーン、注意点についてわかりやすく解説します。エイリアスを作成できない・受信できない場合の理由や対処法にも触れているので、ぜひ参考にしてください。
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執筆・監修:TSクラウド編集部
Google Cloud の「プレミア認定」を保有する、Google Workspace 正規販売代理店です。業界歴 17 年、延べ 3,500 社以上の導入支援実績( 2026 年 2 月時点)に基づき、Google Workspace の最新機能から活用術、DX推進に役立つノウハウを専門的な視点で解説しています。
※情報は記事公開(更新)時のものです。Google Workspace の仕様や価格は変更される場合があるため、最新情報は必ず公式ページでご確認ください。
目次
Gmailのエイリアス機能とは?
Gmailのエイリアス機能とは、一つのGmailアドレスに対して複数の別名(エイリアス)を設定し、それぞれのエイリアスでメールを送受信する機能です。エイリアス機能を利用することで、ビジネス用・プロジェクト別などさまざまな目的で異なるメールアドレスを使うことができ、一つのGmailアカウントで効率的に管理できます。
<例>
「ts-cloud@abc-domain.com」のGmailアドレスに対して、「ts@abc-domain.com」などのエイリアスを設定できる。
Gmailのエイリアス機能を使うメリット、活用シーン
Gmailのエイリアス機能を使う主なメリットと、活用シーンを紹介します。
プロジェクトごとのメール管理で整理と効率化をはかれる
Gmailのエイリアス機能を利用すれば、各プロジェクトやクライアントごとにエイリアスを作成し、それぞれのメールを別々に管理が可能です。一つのメールアカウントで複数のクライアントやプロジェクトのメールを整理し、確認できるのがメリットといえます。
エイリアスごとにラベルやルールを設定できる
メールをラベルによりグループ化し、特定の条件に合致するメールに対して自動的に特定のアクションを実行するルールを設けることができるのもメリットです。
たとえば、「プロジェクトAのエイリアスからのメールは、スターマークをつける」などの設定をすることで、自動で優先順位をつけられます。
無料で手軽に追加できる
エイリアス機能を使用すると、1人のユーザーにつき最大30個まで追加料金なしで設定できます。それ以上のエイリアスが必要な場合は、新たにGoogleアカウントを作成し、そのアカウントにエイリアスを追加することでさらに多くのエイリアスが利用可能です。
Gmailのエイリアス機能を使うデメリット・注意点
Gmailのエイリアスにはメリットがある一方、事前に知っておきたいデメリットもあります。注意点も併せて確認しておきましょう。
エイリアスアドレスの多用で混乱が起こることがある
多くのエイリアスアドレスを利用すると、用途目的や分別の判断が難しくなることがあります。特に大量のメールを扱う場合、どのエイリアスから来たメールなのかを区別するのが難しくなり、混乱を招くかもしれません。
また、エイリアスを追加してもGoogleアカウントの提供するストレージ容量は変わりません。大量のメールを管理する場合は、容量不足にも注意する必要があります。
一部のサービスで利用制限がある
エイリアス機能は、すべてのオンラインサービスやWebサイトで使えるわけではありません。一部のサービスではエイリアスを用いたメールの送受信が正常に行われなかったり、SNSへの登録が制限されたりすることがあります。
たとえば、エイリアスアドレスを用いてGoogleアカウントにログインし、Googleサービスにアクセスすることはできません。
スパムとしてマークされる可能性がある
エイリアスがスパムとしてマークされると、そのエイリアスからのメールがすべてのスパムフォルダに自動的に振り分けられる可能性があります。重要なメールが見逃されるリスクに注意が必要です。
また、エイリアスのメールアドレスが公開されることにより、セキュリティ面でのリスクが発生することも懸念されます。
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個人アカウントに紐づくエイリアスはブラックボックス化しやすい
エイリアス宛てに届いたメールは、紐付けられている個人アカウントの受信トレイにのみ届きます。そのため、担当者が退職や部署異動をした際、過去のやり取りや進行中の案件履歴がその個人のアカウント内に閉じ込められ、引き継ぎ漏れや返信漏れが発生する原因となります。
たとえば、1人の担当者が複数の業務・役割を兼任する場合は「エイリアス(予備のアドレス)」を使う、2人以上の複数メンバーで共通のメールを受信・対応する場合は「Googleグループ(共同トレイ)」を使うなど、用途や運用人数に応じて適切なGoogle Workspace機能を選択・指導することが重要です。
Gmailのエイリアス作成・設定方法
ここからは、Gmailのエイリアスの作成(作り方)と設定方法を見ていきましょう。
Gmailエイリアスの作成手順
エイリアスの設定にはユーザー管理権限が必要です。管理コンソールで制限付きの権限を持つ管理者としてログインしてください。ユーザー以外にもグループにもエイリアスの設定が可能です。それぞれの手順を解説します。
ユーザーにエイリアス設定をする場合
- Google管理コンソールにアクセスする。
- メニューアイコン>「ディレクトリ」>「ユーザー」を選択。
- 対象のユーザー名を探し、クリック。
- ユーザー名の下に表示される「予備のメールアドレスを追加」をクリック。
- 「予備のメール」をクリックし、エイリアスとして使用する名前を入力(メールアドレスの@記号より前の部分)。
- 「保存」ボタンをクリックし変更を保存する。


変更が反映されるまで最大24時間かかることがあります。
グループにエイリアス設定をする場合
- Google管理コンソールにアクセスする。
- メニューアイコン>「ディレクトリ」>「グループ」を選択。
- 対象のグループ名を探しクリック。
- 「グループの情報」をクリック。
- 「エイリアス」より「新しいエイリアスを追加」を選択。
- 「アドレスを入力し、「完了」ボタンを押して保存する。


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Gmailエイリアスの追加・設定手順
- Gmailにアクセスする。
- 画面右上の「設定」(歯車マーク)より設定画面を開く。
- クイック設定の下にある「すべての設定を表示」をクリック。
- 「アカウント」または「アカウントとインポート」をクリック。
- 「名前」の欄で、「他のメールアドレスを追加」をクリック。
- 別のウィンドウが開き、名前とメールアドレスを入力。
- 「エイリアスとして扱います」のチェックボックスにチェックを入れることで、追加したアドレスは元のアドレスの「エイリアス」となる。
- 設定画面でアドレスが追加されたことが確認できる。



エイリアス宛てメールを自動振り分けする設定
エイリアスを作成すると、すべてのメールがメインの受信トレイに届くため、「どの窓口宛てのメールなのか見分けがつきにくい」「受信トレイが混雑する」という問題が発生します。解決法として、Gmailの「ラベル」と「フィルタ」機能を組み合わせて、エイリアス宛てのメールを自動で整理・振り分ける設定を行うのがおすすめです。
以下の記事では、Gmailの自動振り分け機能について、ラベルとフィルタの設定方法から解除方法まで、画像付きで詳しく解説しています。ぜひご覧ください。
Gmailのエイリアスを作成できない理由と対処法
よくあるお悩みとして、Gmailのエイリアスが作成できない理由と対処法を紹介します。
エイリアス作成の上限に達している
Gmailでは、1人のユーザーにつき30個までのエイリアスを作成できます。上限に達した場合、新しいエイリアスを作成できません。
<対処法>
不要なエイリアスを削除してスペースを空けることで、追加のエイリアスを設定できます。
既存のGoogleアカウントに同じアドレスが存在する
組織内ですでに使用されているGoogleアカウントの名前を持つエイリアスは作成することができません。
<対処法>
同じアドレスがないか確認しましょう。
Google Workspaceの設定制限
企業のGoogle Workspaceアカウントを使用している場合、管理者によってエイリアスの作成が制限されている可能性があります。
<対処法>
管理者に連絡してエイリアス発行を依頼しましょう。
Gmailのエイリアスメールを受信できない理由と対処法
続いて、Gmailのエイリアスメールを受信できない理由と対処法を解説します。
フィルタリング設定の誤り
エイリアス宛てのメールが受信トレイに表示されない場合、Gmailのフィルタリング設定が原因の可能性があります。
<対処法>
エイリアス宛てのメールが誤って別のフォルダに分類されてしまう場合があるため、フィルタ設定を確認し、必要に応じて修正してください。
スパムフィルタによるブロック
エイリアスで受信したメールがスパムとして誤検出されている場合、メールがスパムフォルダに移動してしまうことがあります。
<対処法>
スパムフォルダを確認し、エイリアス宛てのメールがそこにある場合は、それをスパムではないとマークすることで解決できます。
エイリアスの設定ミス
エイリアスアドレスが正しく設定されていない場合、メールが届きません。
<対処法>
管理者に設定確認を依頼しましょう。
Gmailのエイリアスに関するよくある質問
Gmailのエイリアスに関するよくある質問を紹介します。
エイリアスを削除する方法は?
送信設定を解除したい場合(アドレス自体は削除しない場合)には、Gmailの設定画面より削除が可能です。
- Gmailにアクセスする。
- 画面右上の「設定」(歯車マーク)より設定画面を開く。
- クイック設定の下にある「すべての設定を表示」をクリック。
- 「アカウント」または「アカウントとインポート」をクリック。
- 名前の欄より不要なエイリアスを「削除」。

なお、アドレス自体を削除したい場合には、追加時と同様、ユーザー管理権限が必要になります。
- Google管理コンソールににアクセスし、ログインする。
- メニューアイコンをクリックし、「ディレクトリ」から「ユーザー」を選択。
- 削除したいエイリアスが関連付けられているユーザー名をクリックし、その設定ページを開く。
- ユーザー名の下に表示される「予備のメールアドレスを追加」をクリック。
- 削除したいメールエイリアスの横にある削除アイコン「✕」をクリック(削除アイコンが表示されない場合、ドメインエイリアスとして自動設定されているため、削除はできません)。
- 「保存」をクリックして変更を確定させる。
スマホからエイリアスを作成できる?
スマートフォンのアプリからは作成ができません。ブラウザにて、管理コンソールより上記手順でエイリアスを作成、デスクトップ版Gmailで設定することは可能です。ただ、特別スマホから作成する意味はないので、パソコンからエイリアスの設定を行うことをおすすめします。
「+」や「.」を使う簡易エイリアス(サブアドレス)は業務で使える?
ユーザー名に「+」「.」などを加える簡易エイリアスは事前設定なしで使用できますが、管理者側で利用状況を把握・制御できず、シャドーIT化や退職時の引き継ぎ漏れの原因となります。また、外部のSaaSやWebツールによっては記号が含まれるアドレスを登録エラーとしてはじく場合もあります。業務で利用するアドレスは、管理コンソールから正規のエイリアスを発行して運用しましょう。
Google Workspaceに関する問い合わせはTSクラウドへ
この記事では、Gmailのエイリアス機能について、メリット・デメリットや作成の手順などを解説してきました。Gmailのエイリアス機能は一つのアカウントで複数のメールアドレスを管理できる便利なツールです。エイリアス機能を最大限に活用して、スムーズなコミュニケーションを実現させましょう。
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