Gmailとは？メリット・機能・価格について紹介

Gmailは、スパムやウイルスの電子メールを効果的にブロックでき、最も安全な企業向け電子メールサービスです。また、メールドメイン名のカスタマイズ、アカウントコントロール、メール監査保持、ブラックリスト・ホワイトリスト設定など、ビジネスに必要なすべての機能を利用できます。自社でサーバーを設置・管理する手間を省けるだけでなく、企業のコミュニケーションやコラボレーションを効率化することができます。

Gmailの主な機能
Gmailを利用するメリット
Gmailの無料アカウントと有料アカウントの違い
Gmailは追加料金が必要か？
Gmailを使えるGoogle Workspaceのエディションは？
参考記事
Google Workspaceのアプリケーション紹介

Gmailの主な機能

メールアドレスのカスタマイズ

Gmailでは、メールアドレスに表示されるドメイン名を「info@［自社ドメイン］」などの自社ドメイン名に変更することで、その分野におけるプロフェッショナルなイメージをアピールし、顧客との信頼関係をつくることができます。

スパムメールのブロック

Gmailのスパムフィルターは、99.9%以上のスパム、オンライン詐欺、悪質な攻撃をブロックします。ソフトウェアのインストールやファイアウォールを必要とせず、高レベルのセキュリティを享受できます。2段階認証やSSOなどのセキュリティ対策も設定できるため、データを安全に保護することができます。

メール監査

Google Vaultを有したGoogle Workspaceを選ぶと、Gmailの送受信メールの保管や検索だけでなく、エクスポート、訴訟データの永久保存の設定が可能なデータ保持サービスも利用することができます。情報の保持と収集は、追加のソフトウェアを購入することなく、比較的安価に実現することができます。

グループメール

企業向けのGmailでは、グループメールを設定することができます。例えば、カスタマーサービス担当者が共有する「カスタマーサービス用メールボックス」を設定すると、そのメールボックスに送信したメールをカスタマーサービス担当の全員がメールを送受信することができます。グループメールはエイリアスなので追加費用は発生しません。

ラベル機能とフィルター機能

受信したメールにラベル付けをすることで、フォルダごとに分類して整理整頓することができます。フィルター機能は、メールを受信すると同時に、設定したルールに従って自動的に振り分けたり、削除、ブロック、自動返信などを行うことが可能になります。

Gmailを利用するメリット

電子メールのセキュリティ向上、ソフトウェアとウィルス対策のコスト削減

Gmailは自動的に迷惑メールのフィルタリングを有効にし、受信した添付ファイルをウイルススキャンし、スパムやフィッシングなどをブロックします。追加のソフトウェアをインストールする必要がないため、ソフトウェアのバージョンやライセンス期限切れの問題もありません。

Googleによるホスティングとメンテナンスで安定性を保証

Googleのインフラは安全で信頼性が高く、99.9%の稼働率を保証しています。さらに、自動バックアップメカニズムやスパム対策などのセキュリティが施されているため、企業はホストを自分で維持する必要がなく、同時にビジネスデータの安全性を保護できます。

コラボレーションを促進させる様々な機能を提供

Gmailはメール送受信以外にも様々な機能を持っています。例えば、メール送信を予約できる「予約日時の設定」、受信したメールを指定した時間にリマインドしてくれる「スヌーズ機能」などの便利な機能があります。さらに、画面の右側の列では、カレンダー、Google Chat、Keepなどの他アプリケーションを開くことができます。

Gmailの無料アカウントと有料アカウントの違い

	無料版	有料版（企業向けGmail）
管理コンソール	✕	◯
カスタマイズされたメールアドレス	✕（「~~@gmail.com」のみ利用可能）	◯ （独自のドメインを利用可能）
グループメール	✕	◯（数に上限なし）
99.9%の稼働率保証	✕	◯
ストレージ容量	15GB	30GB以上（Frontlineを除く)）
サポート	✕	◯
他ツールとの連携（例：Outlookや既存システムからのメール転送）	✕	◯