Google カレンダーをデスクトップに表示!スマートな予定管理を。
コラム更新日:2025.10.01
複数のプロジェクトを並行して進める中で、スケジュール管理に手間を感じている方は多いでしょう。Google カレンダーをデスクトップに表示させると、①すぐに予定が確認でき、②作業効率が向上し、③チームとの共有も円滑になる、といった大きなメリットがあります。
この記事では、パソコン起動時に Google カレンダーを自動で立ち上げる方法や、通知を見逃さないための設定を詳しく解説。個人の利便性向上を超え、チーム全体の生産性向上につながるポイントもご紹介しますので、自社の課題解決にお役立てください。
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執筆・監修:TSクラウド編集部
Google Workspace 正規代理店のうち、最も高いランクのプレミア資格を持っています。業界歴 17 年、延べ 3,500 社以上へのサービス提供で培った知識と経験を活かし、Google Workspace の情報を発信しています。
Google カレンダーをデスクトップに表示させるには?
Google カレンダーをデスクトップに表示させる方法には、以下が挙げられます。
- ショートカットとして常駐させる
- Windows: PC 起動時に自動で Google カレンダーを立ち上げる
- Mac: カレンダーアプリと同期して表示
Google カレンダーの基本的な操作方法など、使い方はこちらの記事で詳しく解説しています。
参考記事:Google カレンダーの使い方で差をつける!基本から応用まで徹底解説
デスクトップにショートカットとして常駐させる方法
デスクトップにショートカットを作成することで、ワンクリックで Google カレンダーにアクセス可能です。ショートカットには、「Webページとして開く」「アプリとして開く」の2種類があります。
➤Web ページとして開くショートカットの作成方法
- Google Chrome で Google カレンダーを開く
- Google Chrome の「メニュー」>「キャスト、保存、共有」>「ショートカットを作成」を選択


- 「ショートカットを作成しますか?」と表示されるので、ショートカットの名前を入力し、「作成」をクリック


- パソコンの画面右下に表示されたポップアップで、タスクバーのピン留めをするかどうか選択


- デスクトップ上に Google カレンダーのショートカットが作成される


➤デスクトップアプリの作成方法
Web ページとして開くショートカットの作成方法とほぼ同様の手順で、アプリとしてデスクトップにショートカットを作成できます。ショートカットの作成を実行する際に「ウィンドウとして開く」にチェックを入れるだけです。 「作成」をクリックすると、パソコンの画面右下にポップアップが表示されるので、タスクバーのピン留めの有無を選択します。


もしくは、 以下の方法でもアプリとして保存可能です。
- Google Chrome で Google カレンダーを開き、「メニュー」>「キャスト、保存、共有」>「ページをアプリとしてインストール」


- 任意で名前を変更し、インストールをクリックすると、デスクトップにアプリが作成される


【Windows】PC起動時に自動で Google カレンダーを立ち上げる
バージョンやお使いの環境にもよりますが、Windows の場合は「スタートアッププログラム」に登録することで、パソコンを起動する際に Google カレンダーを自動で立ち上げることができます。
- Google カレンダーのショートカットを作成(Web ショートカット・アプリどちらでも可)
- キーボードの「Windowsマーク」+「R」を同時に押す
- 表示された画面の名前に「shell:startup」を入力し「OK」をクリック


- スタートアップフォルダが表示されるため、Google カレンダーのショートカットを置く
- フォルダ内にショートカットが設置できたら完成。次回パソコン立ち上げ時に、自動で Google カレンダーが開くようになる


【Mac】カレンダーアプリと同期して表示
Mac では、デフォルトのカレンダーアプリに同期させることで、Google カレンダーをデスクトップに表示することができます。
Google カレンダーヘルプ:Google カレンダーの予定を Apple カレンダーに追加する
Google カレンダーの通知をデスクトップに表示させる
Google カレンダーをデスクトップに表示する以外に、予定の通知をデスクトップ上に通知させることも可能です。設定した時間に画面右下にポップアップとして通知が表示されます。


➤デスクトップ通知の設定方法
- Google カレンダーの設定を開く


- 「全般」>「通知設定」>「通知」で、「デスクトップ通知」を選択


➤Google Chrome でデスクトップ通知がこないときは?
Google カレンダーの設定ができているのに通知が来ない場合、お使いのブラウザ側の設定ができているか確認が必要です。以下で例として Google Chrome の場合をご紹介します。
- Google Chrome の設定を開く
- 「プライバシーとセキュリティ」>「サイトの設定」>「通知」をクリック
- 「通知の送信を許可するサイト」に「calendar.google.com」が表示されているか確認
- ない場合は、「追加」をクリックし「calendar.google.com」を入力し追加ボタンを押す
個人の工夫がチーム全体の生産性を下げている?
ここまでの設定は、個人の利便性を高める上で有効です。しかし、個々のメンバーが独自の工夫や設定に依存してしまうと、思わぬところでチーム全体の生産性を下げてしまうことがあります。
➤設定のばらつきが招く連携ミスや情報共有の非効率性
チームメンバーがそれぞれ異なる通知設定や管理方法を用いると、共有された予定の確認漏れや、連絡の行き違いが発生し、生産性低下につながります。たとえば、あるメンバーはデスクトップ通知をオフにしていて重要な会議の連絡を見逃したり、別のメンバーは独自の管理方法でチームの共有カレンダーへの入力が遅れたりすることで、全体の連携がスムーズにいかなくなるのです。
➤個人アカウントの管理不足で情報漏洩リスクが拡大
無料の個人アカウントで Google カレンダーを運用している場合、組織全体のセキュリティポリシーを適用することが困難です。共有された機密情報やプロジェクトの予定などが、意図せず外部に流出するリスクもゼロではありません。情報漏洩や不正アクセスなどのリスクを防ぐためには、組織的な管理体制を整える必要があります。
Google Workspace でチームの課題を解決!
Google Workspace を導入すれば、個人の使いやすさを維持しながら、チームが抱える課題を解決できます。Google Meet、Chat との連携により情報共有が効率化され、個々の通知設定に依存せず、最新の情報をメンバー全員がタイムリーに把握できるようになります。
全員の予定を一覧で確認できる、空き時間を見つけやすく会議を設定しやすい、特定の権限を付与してカレンダーを管理するなど、組織的な運用が可能です。
さらに、高度なセキュリティ機能で情報漏洩のリスクを軽減するため、チームメンバー全員が安全な環境でGoogle カレンダーを利用できます。
チームの業務効率化に向けた第一歩を踏み出そう
Google カレンダーをデスクトップで活用することで、業務効率の向上が期待できます。そのさらに先のステップとして、ビジネスに特化したサービスである Google Workspace を導入すれば、個人の設定に依存せず、チームメンバー全員が同じ情報を確実に共有し、より安全な環境で円滑にコミュニケーションを取ることが可能になります。
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