高度なセキュリティ対策も簡単に、中小企業のためのやさしいデジタル化
概要
株式会社 カドヤは、「職人によるオーダーメイド」「革新的なスタイルの提案」「ベーシックモデルの最適化」という3つのテーマのもと、革製品・二輪用品の製造や販売、革製品の修理・クリーニングを行っています。日本で数少ないフルオーダーに加え、多様化するニーズに応える幅広く高品質な製品を取り扱い、厳しい基準をクリアした「真価」ある物だけを提供しています。
サイバーセキュリティ対策の強化の為、ファイルサーバーを含む社内のインフラ構築が急務になったことから、Google Workspace を導入。より高いセキュリティ環境の中で、複数の拠点間での円滑なやり取りやデータの一元管理を実現し、働きやすい環境を整備しました。導入の経緯から活用方法、弊社をお選びいただいた理由など、MD課の 長尾泰承 様にお話を伺いました。
課題 |
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決め手 |
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導入効果 |
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セキュリティへの不安、拠点間のやり取りの煩雑化が課題
―Google Workspace を導入するきっかけや導入前の課題をお聞かせください。
長尾様:ファイルサーバーの置き換えがしたかったのと、社内のインフラ構築が急務だったことがきっかけです。これは、エモテットなどのサイバーセキュリティーへの観点が理由です。
また、弊社は6拠点を少人数で回す体制で、データのやり取りが煩雑化しており、データの管理体制、遠隔の拠点との連携感にも課題を抱えていました。 もともとは社内の共有ファイルサーバーにアップロードしていましたが、離れた拠点とは繋がっておらず、データが新しいもの・古いものが混在しており不便でした。 こういった課題を解決するために Google Workspace の導入を決めました。
―導入後に感じた成果を教えてください。
長尾様:導入後、一番良かった点としてはセキュリティ対策の強化ができたことですね。これについては非常に満足しています。 メールサーバーのセキュリティもそうですし、全てのアカウントに対する2段階認証の有効化、メールの検閲機能など、以前より簡単に高度なセキュリティ環境を用意することができました。
ファイルサーバーの統一化を図ることもできました。クラウドストレージである Google ドライブにより、拠点間でファイルが共有でき、遠隔の従業員とも円滑なやり取りが可能になりました。 また、以前は不便であったデータのバージョン管理も単純化され、データの一元管理が実現しました。
Google Workspace を中心に離れた拠点間での情報共有に活用
―現在、 Google Workspace はどのように活用されていますか。
長尾様:社内のインフラとして活用しており、管理は私ともう一人の計2名で行っています。スライド・スプレッドシート・ドキュメントなどの基本ツールの活用はもちろん、Google サイトも活用しています。 Google サイトで作成した社内ポータルで備品管理をしています。決済承認などには Google フォームも利用しています。
また、会社の代表アドレスを Google グループの機能を用いて発行しており、グループに所属するメンバー全員でメールを見られるようにしています。 グループのアドレスは、Google カレンダーでの予定の一括招待にも活用できてとても便利です。
その他、社内のコミュニケーションツールとして、Google Meet や Google チャット も使用しています。 定期ミーティングは Google Meet でオンライン開催し、社内の連絡は基本的にすべて Google チャットを使い、メールや電話の代わりにしています。 拠点や案件ごとに特定のメンバーのみが参加するスペースや、全体連絡用など全員を招待するスペースなどいくつかのスペースを作成して使い分けています。 取引先との連絡には、他のチャットツールでのやり取りもしますが、いつか統一アプリが生まれそうだなと思っており、Google チャットで全部管理できるようになればいいなと期待しています。
TSクラウドは中小企業にも親身になってくれる!
― Google Workspace の導入にあたり、TSクラウドを選んだ理由を教えてください。
長尾様:Google Workspace 導入にあたり、何社か候補がありました。その中でも、弊社の規模やコスト感でマッチしたのがTSクラウドでした。 弊社のニーズを超える規模感ではなくちょうどいい感じ。見積もりなど同時進行で問い合わせしていましたが、弊社のような50人程度の規模の会社にも、丁寧に寄り添って対応してくれたのはTSクラウドだけでした。 本当に感謝しており、今後も長くお付き合いしたい会社だと思っています。
―導入時・導入後、困ったことはありませんでしたか。
長尾様:エディションの選択や導入時のドメインの移管プロセスなど、TSクラウドの営業担当の方に毎日のように電話して相談していましたが、営業担当者の方の提案や対応がとてもよかったです。
また、社内の6割ぐらいがもともと Google ツールを使っていたのもありますが、Google Workspace のサービスは簡単で使いやすいため、すぐに社内へ浸透し、スムーズな導入ができました。
IT 予算が割けない拠点数が多い会社におすすめ
― Google Workspace はどのような会社におすすめでしょうか。
長尾様:店舗運営をしているとか、ファイルサーバーの共通化をしたい企業に効果的だと思います。多店舗運営って、IT投資がどうしても多くなってしまうんです。 なので、弊社のように複数拠点があるような業態であったり、IT予算が少ない企業におすすめです。Google Workspace なら低コストで効率化とセキュリティ対策が実現できます。
Google Workspace への完全移管を目指す
―今後、 Google Workspace を活用して取り組みたいことや展望を教えてください。
長尾様:段階的にですが、他のツールから Google Workspace への完全移管を目指し、今現在進行中です。 まだ難しい部分もあるのですが、導入から7ヵ月で現状80%ほどの進捗です。移管後は Looker Studio などを活用しながら、データ分析のためのオートメーション化を行っていきたいと考えています。
また、経費精算や勤怠管理との連携をより強化したいと思っています。現状の管理は紙のタイムカードを使っていますが、この方法を変えていくことで、社内インフラとしての幅も広げていければいいですね。
会社紹介
会社名 | 株式会社 カドヤ |
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事業内容 | 革製品・二輪用品の製造及び販売 革製品の修理・クリーニング |
従業員数 | 50名 |
企業概要 | 「着る人のことを考えてつくる、当たり前のこと」創業者である深野正次郎が残したこの言葉を信念に、世界中の人々に真価あるものを提供し続ける企業。厳しい基準をクリアした「真価」ある物だけを提供し、国内だけでなく、海外でも知られるメーカーとして活躍している。 |
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