Google Workspace が多文化人材を結ぶ架け橋としてのデジタルツールに

概要

株式会社グリーンオーシャンは、人手不足に悩む農業・宿泊業と、仕事を求める外国人労働者を結びつける人材派遣会社です。双方にとって最適なマッチングを実現することで、日本の課題解決に貢献しています。

会社設立に伴い、デジタルツールとして Google Workspace を導入。効率的なスケジュール管理やファイルの共有など、コミュニケーションを円滑にし、業務効率の向上を実現しました。導入に至るまでの経緯から成果、今後の展望について CIO である シュレスタ・ケダル 様にお話を伺いました。

株式会社グリーンオーシャン

業種	人材派遣会社
規模	100名
利用サービス	Google Workspace Business Plus

会社立ち上げと同時に、デジタルツールが必要に

― Google Workspace を導入するきっかけをお聞かせください。

ケダル様：会社が新しく、当初はデジタルツールの用意がなかったため、資料や社員の管理をどうしていくかという課題がありました。

導入するツールの選定時には、会社の情報をクラウドで管理したかったこともあり、 Google Workspace の他、別のクラウド型グループウェアとの機能の比較もしました。もともと以前働いていた場所で Google Workspace を使っており、便利さを知っていたことと、AppSheet が使えるという点から、 Google Workspace の導入を決めました。Gmail は無料アカウントを持っている人も多く、一般の人も使い慣れていることもよかったです。

Google Workspace 導入のエディションですが、メールログを詳しく追っていきたいという希望があり、 Google Vault の利用を考えていました。そのため、エディションは Business Plus を選択しました。

TSクラウドのカスタマーサポートで疑問を解決

―Google Workspace の導入にあたり、TSクラウドを選んだ理由を教えてください。

ケダル様：Google Workspace を導入するときに、まず Google から直接契約することも考えましたが、カスタマーサービスが無いことが気がかりでした。

そこで、代理店を検討。TSクラウドを選んだ理由として、コストはもちろんのこと、手厚いサポートが決め手でした。導入前に電話でのやり取りで、疑問に思っていることを伝えると、営業担当者の方が解決に向けて丁寧に対応してくれました。当時、気になっていたことは全てスムーズに解決してくれたんです。このサポート対応がとてもよく、ここで長くお付き合いをしたいと思いました。

―導入後のサポート体制はどうでしたか。

ケダル様：導入後は、 Google のサポートとTSクラウドのサポートを併用して使っています。基本的な設定は調べながらできる部分もありますが、細かいところや気をつける必要のある箇所は詳しい説明が欲しくて、TSクラウドのサポートを利用しています。管理者向けの複雑な設定は、担当者の方に助けていただいてとてもありがたいです。

Google Workspace の導入でコミュニケーションが効率化

―現在、 Google Workspace はどのように活用されていますか。

ケダル様： Google Workspace は、主に弊社の本部で活用しており、 カレンダーや Google スプレッドシート、 Gmail をよく使用しています。現場でも、勤怠スケジュールの管理に、 Google カレンダーと Google スプレッドシートを活用しています。他にも Google Keep でタスクの管理や、 Google チャットでコミュニケーションをとることもあります。

また、弊社はグローバルな会社であり、海外とも連絡を取り合うことがあるため、ファイルやメッセージの外部とのやり取りにも活躍しています。

―導入後に感じた成果を教えてください。

ケダル様：Google Workspace が社内のワークスペースになりました。Google ドライブでファイルを共有したり、 Google カレンダーで予定を設定したり、効率的なコミュニケーションを可能にしてくれています。Google Workspace がないと仕事にならない、それ程なくてはならないツールであり、Google ドライブ・ Google カレンダー・ Gmail を開いてから仕事を始める、これが基本になっています。

ITに不慣れでもDX化したいという企業におすすめ

―Google Workspace はどのような会社におすすめでしょうか。

ケダル様：Google Workspace にはたくさんのサービスがあります。コミュニケーションのために Gmail 、データ管理の Google ドライブ、スケジュール調整に Google カレンダーなど、これらを使えない会社はないと考えます。そういう意味で、どんな会社にもすすめられます。

設定がわからない場合でも、TSクラウドのサポートを利用すれば、誰でも使えると思うので、IT に不慣れであっても DX 化をしていきたい会社にもおすすめです。

Google Workspace 1つで全てのシステムを賄えることが理想

―今後、 Google Workspace を活用して取り組みたいことや展望を教えてください。

ケダル様：今後は、海外にも部署を展開していく予定であり、外部の拠点とも連携できるワークスペースにしていきたいと考えています。他にも、AI にも注目していて、メールの作成作業などに使い、人間がやらなくてもいい仕事を減らしていくことにも期待しています。

また、現在、勤怠管理や経理システムなどは Google Workspace とは別のシステムを利用していますが、これらは Google Workspace で全て管理できるといいですね。現段階で提供されているサービスではまだ課題もありますが、今後サービス改善に伴って、弊社のシステムを Google Workspace で全て賄うことができれば、より使いやすく、効率よく業務ができると思います。

会社紹介